日本山村硝子のリサイクルプロジェクト「RIN」
日本山村硝子株式会社は、近年の環境問題への関心の高まりを受けて、ペットボトルキャップのリサイクルに力を入れています。この取り組みは、同社が推進する「RIN~Recycle Innovation in the New Normal~」というリサイクルプロジェクトの一環として行われています。最近、このプロジェクトが「ひょうごSDGsコンテスト」のファイナリストに選出されたことが発表されました。これにより、2025年10月7日に神戸市で開催される「ひょうごSDGsフォーラム」でのプレゼンテーションが予定されています。
ひょうごSDGsフォーラムの概要
フォーラムは、兵庫県において行われ、会場はラッセホールです。参加受付は既に終了していますが、イベントではRINプロジェクトについてのプレゼンテーションが行われ、それに続いてSDGs交流会が開催されます。この交流会では、ペットボトルキャップで運営されるカプセルトイ「循環ガチャ」をご紹介し、ペットボトルキャップのリサイクル事例やアップサイクル製品の展示も予定されています。
アップサイクル製品の紹介
日本初の取り組みとして、使用済みのペットボトルキャップを原材料とした「ポリエチレンクロス」が開発されました。この新素材は、環境への負担を軽減しつつ、実用的な製品に生まれ変わることが期待されます。また、異業種の3社が連携して、使用済みPETボトルキャップを原材料にした「モノフィラメント」の開発も進められています。
プロジェクトRINの意義
RINプロジェクトは、従来のリサイクルに留まらず、ペットボトルキャップを新たな価値に変えていくことが特徴です。この取り組みは、製品デザインから回収、再生、再利用までを体系的に捉え、新しい価値創出を目指しています。また、RINは、共に価値を創出する新たなパートナーを広く募っています。プロジェクトの詳細は公式ウェブサイトで確認できます。
循環ガチャの導入
「循環ガチャ」は、ペットボトルキャップをコイン代わりにして利用できるカプセルトイで、景品としてアップサイクルされたグッズを入手することができます。この仕組みは、消費者がリサイクルのプロセスに参加する楽しさと、リサイクルされた資源の新たな価値を実感できるように設計されています。2024年9月2日からは、おおさかATCグリーンエコプラザに「循環ガチャ Model-L」が常設設置される予定です。
お問い合わせ
このプロジェクトに関する詳しい情報やお問い合わせは、日本山村硝子のプラスチックカンパニーアースケア推進グループにて受け付けています。環境問題の解決に向けた積極的な取り組みを通じて、持続可能な社会の実現を目指す日本山村硝子の動向に今後も注目です。