不登校時代の新たな支援策 - 倉敷市の取り組み
文部科学省の最新の調査によると、2023年度における不登校の小中学生の数は353,970人に達し、過去最多を記録しました。この増加傾向に対し、学校に通うことが全てではなくなりつつある現状を受けて、様々な代替学習の場が求められています。
岡山県倉敷市では、2025年10月から特定の条件を満たすフリースクールや民間の学習施設を「出席扱い」とする制度を導入することが発表されました。この方針のもとで、子どもたちが学びの場を見つけるための新しい道が開かれています。
その中で特に注目されるのが、倉敷市玉島に位置するオルタナティブスクール「竹林のスコレー」です。ここでは、自然体験を通じて、子どもたちが自らのエネルギーを取り戻していく姿が見受けられるようになっています。竹林の美しい環境の中で、子どもたちは生き生きとした活動を行い、自分の興味を追求する時間を持っています。
2026年1月22日には、竹林のスコレーがこの3年間の成果を発表する報告会が予定されています。この会では、子どもたちの変化や成長を具体的に示すさまざまな事例を紹介します。たとえば、
- - 学校への復帰を果たした例
- - フリースクールと学校を並行して通うようになった例
- - 集団活動に積極的に関わるようになった例
これらの事例を通して、個々の状態に応じた変化の過程を知ることができます。
また、報告会では、実際に体験した日々の取り組みや環境をどう構築しているかについても語られます。参加者はその経験談から、不登校の背景にある無気力や不安について具体的な視点で向き合うヒントを得ることができるでしょう。
「竹林のスコレー」では、月ごとに行われる職業体験や散策を通じた学びが子どもたちに自信をもたらし、充実した時間を提供しています。このような場を通じて、自己の興味や将来を見つめ直すことができます。
会場は「竹林のスコレー」(岡山県倉敷市玉島陶2970)で、定員は15名と限られています。参加費は800円(給食実費)で、事前に申し込みが必要です。第3回目の実績報告会は、参加者同士の意見交換の時間も設けられており、共に学び合う貴重な場となることでしょう。報告会の詳細や申し込みは、NPO法人こうのさとまでご連絡ください。
この取り組みは不登校問題に向き合う新たな試みとして、多くの教育現場に影響を与えることでしょう。自らの道を模索する子どもたちへの理解と支援が広がることを期待しています。