地域課題解決プラットフォーム「river」新機能「自治体欲しいものリスト」
株式会社カルティブが運営する地域課題解決プラットフォーム「river(リバー)」が新しい機能「自治体欲しいものリスト」を導入した。この機能は、自治体が地域のニーズを具体的に伝え、企業側がそのニーズに応じて寄付提案を行えるというもので、両者の連携をより強化することを目的としている。
この「自治体欲しいものリスト」は、自治体が公用車や教育備品、防災用品などのニーズを登録できるもので、地域のプロジェクトや活用目的、参考商品情報なども含めて詳細に取り扱えることが特徴だ。試験運用を経て、すでに80件以上のニーズが登録されており、企業からの寄付事例も実際に生まれている。特にこの機能は特許も取得しており、今後の展開が期待されている。
背景にある課題
企業版ふるさと納税制度の普及が進む中、企業からの寄付は資金支援だけに留まらず、自社の製品やサービスを活かした地域貢献へと広がりつつある。だが、一方で自治体は、「必要な物品やその活用目的、地域課題との関係」を企業に具体的に伝えることが難しいと感じているケースが多く、寄付の獲得に苦労している。
これらの課題を解決すべく、riverは新機能の開発を進めてきた。
機能の詳細
この新機能では、自治体が必要な物品に関する情報や利用予定のプロジェクト、活用方法をシステム上に登録することができる。公開された情報は、地方銀行などのパートナーを通じて企業に届けられ、どのような物品が求められているのか、どのプロジェクトで活用されるか、地域課題のどの部分に貢献するかを具体的に示すことができるのである。
具体的な利用例
実際に登録される物品には、地球温暖化対策に活用するための公用車や電気自動車、小中学校でのICT教育に利用される電子黒板、災害時に必要となる防災用品や避難所備品などが考えられている。これにより、企業は寄付した物品がどのように地域に貢献できるのかを具体的に理解しやすくなる。
企業にとってのメリット
この機能は企業にも多くの利点をもたらす。寄付先のプロジェクトや利用目的が明確であるため、寄付後の成果を報告しやすく、社内の稟議やCSR説明などとも結びつきやすくなる。また、自社の事業領域と親和性のある地域貢献先を見つけることができるため、より戦略的な寄付行動が可能となる。
今後の展望
riverでは引き続き、自治体と企業が地域課題解決に取り組みやすい環境を整えていく。企業版ふるさと納税を通じて資金支援を行うだけでなく、企業の製品やサービス、技術といった資源を地域課題に結びつける官民共創が可能となることを目指している。
「river」は、地域活性化に向けた重要なハブとしての役割を果たしている。
このプラットフォームを通じて、一人でも多くの人が持続可能で幸せな生活を送れる社会の実現を目指している。
サービスサイト
会社情報
- - 株式会社カルティブ 公式サイト: こちらをクリック
- - 代表取締役: 池田 清
- - 設立: 2014年10月
- - 所在地: 神奈川県横浜市西区高島2丁目19−12 スカイビル 19F
カルティブは地域の問題解決や教育、文化の振興などを通じて、地域の持続可能な発展に貢献する事業を展開している。