カオナビが生成AIで新たな人材管理の可能性を開く
株式会社カオナビが提供する『カオナビ』は、2025年5月29日より、生成AIによるテキスト分析機能『インサイトファインダー』を人材データベースと連携させることを発表しました。この新機能により、全社員の面談記録や日常的な目標設定が生成AIによって横断的に分析され、埋もれた重要な組織のインサイトやパフォーマンス向上の鍵を見つけ出すことが可能になります。
AI活用の真価
生成AIの発展は、企業におけるデータ活用の可能性を大きく広げています。経済産業省の調査によると、国内の生成AI需要は2030年までに年平均約47%成長すると予測されています。この背景の中、カオナビでもタレントマネジメントをより効果的に行うために、AI機能の開発に注力しています。複雑な人材データを扱うタレントマネジメントにおいては、AIが得意とする多角的なデータ分析が特に力を発揮するのです。
埋もれた知見を見つけ出す
新しい『インサイトファインダー』機能は、従来の自由記述式のアンケートから進化し、全社員のデータが集まる人材データベースとの連携を可能にします。これにより、社員の志向性や日常的なやり取りが分析対象となり、質問設計に縛られずに組織の潜在課題や貴重な知見に対してアプローチできるようになります。
活用シーンの具体例
1.
組織の状態分析
人材データベースに蓄積された1on1記録や評価のフィードバック、パルスサーベイ結果を活用し、社員の意見から特にサポートが必要なポイントを抽出します。これにより、チーム単位や部署単位でのデータ分析が可能になり、特定の課題や強みを明らかにできます。
2.
ハイパフォーマーの傾向分析
パフォーマンスが高い社員の情報を中心に、設定された目標やキャリア志向、評価に関するフィードバックを分析します。これにより、職務や役職別のハイパフォーマー特有の特徴を発見するための貴重なデータが得られます。
機能の詳細
『インサイトファインダー』機能は、社員の声やデータを分解し、整理し、視覚化することを目的としています。データの分析シートを選択すると、単語の頻出度に基づいた視覚的なランキングや感情の要約も行え、年齢や所属、雇用形態に応じたデータ絞り込みも可能です。
【詳細はこちら】(https://www.kaonavi.jp/func/insightfinder/)
プロファイルブック機能
人材データベース『プロファイルブック』は、スキルや評価、実績、性格、エンゲージメント情報を一元管理し、オリジナルのデータベースを構築できる機能です。これにより、各社の目的に合ったシートを簡単に作成し、運用中の独自シートも再現可能です。
【詳細はこちら】(https://www.kaonavi.jp/func/profilebook/)
カオナビについて
タレントマネジメントシステム『カオナビ』は、社員一人ひとりの個性や才能を最大限に引き出し、戦略的な人事マネジメントを支援します。システムを活用することで、人的資本経営を実現することが可能です。
【公式サイトはこちら】(https://www.kaonavi.jp/)
企業情報
株式会社カオナビは、2008年設立の企業で、タレントマネジメントシステムのリーディングカンパニーです。現在、4,000社以上が利用する『カオナビ』をはじめ、労務管理システムや予実管理システムも提供し、企業の経営戦略や人材戦略の実現をサポートしています。
【会社HP】(https://corp.kaonavi.jp/)
所在地:東京都渋谷区渋谷2-24-12 渋谷スクランブルスクエア 38F
設立:2008年5月27日
代表者:佐藤 寛之(代表取締役社長 Co-CEO)