新・古物台帳が革新をもたらす
株式会社ショシナビ(本社:岐阜県高山市)は、古物商向けに特化した新商品「新・古物台帳」を2025年11月1日に発売します。この台帳は、現行の古物営業法に従い、インボイス制度(古物商特例)にも対応した設計となっており、令和の実務に適した帳簿の新スタイルを提供します。
開発の背景
古物台帳は、古物営業法に基づき記帳が義務づけられる重要な書類ですが、現在流通している多くの帳簿が昭和期の古いデザインに基づいています。そのため、実務上の使いやすさに課題があり、多くの古物商が「住所欄」や「特徴欄」に十分な情報を記載しきれないという問題を抱えていました。また、令和5年10月に改正された消費税法(インボイス制度)により、古物商は取引相手が「適格請求書発行事業者」であるかの記録が求められています。
こうした背景から、税理士の監修を受け、本商品では古物営業法だけでなくインボイス制度にも対応した設計を行っています。これにより、帳簿を通じて税務調査にも強くなれるように配慮されています。
商品の特徴
インボイス制度に完全対応
「新・古物台帳」は、税務申告を見据えた設計が特長です。新たに追加された「適格請求書発行事業者か否かを記録する欄」は、税務調査時の不利なリスクを回避するための重要な要素です。
利便性と視認性の向上
サイズはA4で、罫線は7mmの設計に。これにより、視認性や記入性が大幅に向上し、今まで以上に多くの情報を記入することが可能になります。また、特徴欄や住所欄は広めに設定されており、記入力のストレスを軽減しています。
記帳初心者にも配慮
本帳には記入例や法令解説が付いているため、初めての利用者でも安心して使用できるよう配慮されています。さらに、表紙裏には記入例や法令のポイントを分かりやすく解説しています。
商品開発の物語
初期の段階では、一般的なB5・5mm罫線ノートを基に設計が進められていましたが、試作を重ね、実際のユーザーからのフィードバックを受けて改良を加えました。最終的に、目に優しいノートで知られる大栗紙工株式会社(大阪府)との連携により、高品質で実用的な製品が完成しました。
社会的な意義
本商品は、古物商許可申請代行サービス「ショシナビ古物商」から生まれたもので、古物営業の現場での使いやすさを追求しています。2020年のサービス開始以来、ショシナビは累計で2,616件(2025年11月現在)の許可申請を支援してきました。
私たちは、「申請して終わり」ではなく、開業後のビジネスや経理面、制度への対応が必要であることを理解しており、それを支える存在でありたいと思っています。また、実務に役立つ講習や情報発信も行っており、今後も古物商の方々をしっかりサポートしていきます。
商品情報
- - 商品名:新・古物台帳
- - 発売日:2025年11月1日
- - 発行:株式会社ショシナビ
- - 製造:大栗紙工株式会社
- - 購入ページ(Amazon、楽天市場)
古物商にとって、新・古物台帳は実務を支える強力なツールとなることでしょう。是非、あなたのビジネスに取り入れてみてください。さらに詳しい情報は、ショシナビの提供するアフタサポートにてご確認いただけます。