琉球銀行がZEH専用住宅ローン新規実行300億円突破の快挙
ZEH専用住宅ローンが300億円を突破
沖縄県を拠点にする琉球銀行は、2022年9月から開始した「ZEH専用住宅ローン」が新規取り扱いで300億円を超えたことを発表しました。この住宅ローンは、脱炭素社会の実現に向けた重要な取り組みの一環であり、持続可能な住まいの推進を目的としています。
ZEH住宅とは?
「ZEH(ゼッチ)」とは、Zero Energy Houseの略で、エネルギーの収支をゼロにすることを目指す住宅のことを指します。具体的には、高断熱化と効率的な設備を導入することで、住宅内のエネルギー消費を最小限に抑え、さらに太陽光発電などによりエネルギーを創出します。その結果、年間での一次エネルギー消費量がゼロになるという理想的な形を実現します。
金利優遇の仕組み
琉球銀行のZEH専用住宅ローンでは、借入当初の5年間にわたって固定金利0.5%が適用されます(2024年10月現在)。6年目以降は、同銀行が設定する住宅ローンの基準金利になるため、長期的な返済計画にも柔軟に対応できるのが大きな特徴です。また、団信保証上乗せプランを選択した場合、金利が加算されることも考慮する必要があります。
対象となる住宅
このローンは、Ryukyu net ZERO Energy Partnershipに加盟している業者によって施工されたZEH住宅や省エネ住宅を対象としています。正式申し込みを行う際には、BELS評価書などの確認資料を提示する必要があるため、事前の準備が重要です。
サステナビリティへの取り組み
琉球銀行は、今後もこのようなサステナビリティ関連の事業を拡大していく方針を固めています。環境保護と地域社会の活性化を目指し、金融商品を通じて持続可能な未来に貢献していくことが期待されています。
このように、琉球銀行のZEH専用住宅ローンは、脱炭素社会の実現に向けた新たな一歩と言えるでしょう。今後の展開に注目が集まります。
会社情報
- 会社名
-
株式会社 琉球銀行
- 住所
- 沖縄県那覇市久茂地1丁目11番1号
- 電話番号
-
098-866-1212