東陽テクニカがワイヤレスジャパン出展
株式会社東陽テクニカは、2025年5月28日から30日まで東京ビッグサイトで行われる国内最大級のワイヤレス通信関連展示会「ワイヤレスジャパン×ワイヤレス・テクノロジー・パーク」に出展します。ブース番号はW-18です。この展示会は、5G、Wi-Fi 7、IoT無線、ミリ波やテラヘルツ波、ワイヤレス給電といった先進的な技術が一堂に会するイベントです。
展示テーマは3つ
東陽テクニカのブースでは、通信インフラの開発と導入、運用を支援する最新の試験・検証ソリューションを「モバイルネットワーク」、「NTN(Non-Terrestrial Network)」、「自動化」の3つのテーマで紹介します。特に、通信事業者や機器ベンダー、研究機関などが直面する「見えにくい通信の課題」を解決するためのO-RANやNTN対応の検証環境、ネットワークの品質可視化、自動化に貢献する実機やソフトウェアを展示する予定です。
セミナー開催
さらに、5月29日には「O-RAN TaaSによる試験効率化:次世代モバイル技術の未来」と題したセミナーが開催されます。OTIC(Open Testing & Integration Centres)ラボでの試験事例をもとに、試験効率化のメリットや具体的な導入方法について詳しく解説する予定です。
主要展示製品
東陽テクニカの展示製品は以下の通りです。
テーマ1:モバイルネットワーク
- - TM500/E500シリーズ:基地局評価用のUEシミュレータ。数千台のモバイルデバイスを模擬し、O-RANを含めた4Gや5Gの機能を評価します。
- - フェーズマトリクス:5G Sub6GHz帯のビームフォーミング試験用装置。効率的な試験ソリューションを提供します。
- - SYNESIS:大容量トラフィックをロスなくキャプチャするパケットキャプチャ装置。O-RAN環境での相互接続性試験に貢献します。
テーマ2:NTN
- - Calnex NE-ONE:LEO衛星ネットワークを仮想的に再現するネットワークエミュレータ。信頼性の高いサービス提供を支援します。
テーマ3:自動化
- - Spirent Velocity Core:物理、仮想、ハイブリッド環境をオーケストレーションするテスト管理ソリューション。
- - Spirent Velocity iTest:多様なデバイスや環境に対してシームレスに対話するテスト開発環境を提供します。
東陽テクニカについて
株式会社東陽テクニカは、先端技術のリーディングカンパニーとして、脱炭素・エネルギー、先進モビリティ、情報通信など多岐にわたる分野で革新を続けています。最新の計測ソリューションの提供や、自社製品の開発に注力しており、安全で環境にやさしい社会づくりに貢献しています。詳細は公式ウェブサイト(
https://www.toyo.co.jp/)で確認できます。