ベーシックの進化
2025-11-10 11:31:53

株式会社ベーシックがAIワークフローカンパニーへの進化を発表

株式会社ベーシック 新たな一歩を踏み出す



株式会社ベーシックは、2023年、AIを基盤とした新たな事業戦略『AIワークフローカンパニー』への進化を発表しました。これに併せて、企業の存在意義や使命を再定義し、コーポレートサイトもフルリニューアルされました。この変革は、労働力不足が深刻な日本社会において、企業が直面している課題解決につながるものです。

進化の背景


創業から約20年を迎える株式会社ベーシックは、これまで「問題解決の集団」を理念に、様々な領域での課題に取り組んできました。元々は比較メディア事業を展開していましたが、2021年にはその事業を譲渡し、現在はSaaS事業に重点を置いています。マーケティング領域での問題解決を通じて、顧客にツールや人材育成の支援を行っている中で見えてきたのが、労働力不足という根本的な問題です。

日本では高齢化が進行しており、労働人口が減少しています。こうした状況において、単に人手に頼った成長戦略では限界があります。企業が持続的に成長するためには、業務プロセスを自動化し、テクノロジーによってサポートする仕組みへの転換が急務です。このような背景から、新たなパーパス「事業の成長を人の数で解決しない」と、ミッション「人手に依存せず、仕組みとテクノロジーで問題を解決する」が策定されました。

AIワークフローの定義


新たに定義された「AIワークフロー」とは、ビジネスプロセス全体をAIと人が協働しながら再設計・自動化する仕組みです。これにより、業務が自律的に進行しすることを目指しています。

ベーシックがこれまで開発してきた「ferret One」や「formrun」は、顧客接点を管理するためのワークフロー基盤として機能してきましたが、今後はAIを利用して業務プロセス全体を統合・最適化し、企業の成長をサポートすることを計画しています。

新規プロダクトの展開


現在、ベーシックでは、ツールを導入する企業が業務プロセスを自ら設計できる「workrun」のβ版もリリースしています。2026年には正式版をリリースし、さらにエンタープライズ向けの新しいワークフローツールやAIチャットボット機能のある「askrun」を追加予定です。これら新しいサービスは、企業内の様々なツールや部門が統合され、AIによる自律的な業務進化を実現する土台となるでしょう。

代表の想い


代表取締役社長の秋山勝氏は、「ベーシックとしての挑戦を続け、問題解決に寄与するために新しい理念を掲げた。今後とも仕組みとテクノロジーを活用し、企業の生産性向上や新たな働き方を推進していく」と意思を表明しました。

まとめ


株式会社ベーシックは、従来の事業を見直す中で、AIワークフローカンパニーとしての新たな挑戦をスタートさせました。労働力不足が叫ばれる現代社会において、テクノロジーを駆使して新しい働き方や生産性向上を図る姿勢は、多くの企業にとってのヒントになることでしょう。今後の展開にも注目です。


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会社情報

会社名
株式会社ベーシック
住所
東京都千代田区一番町17-6一番町MSビル2F
電話番号

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