車海老養殖の挑戦
2025-06-12 14:30:58

女性経営者が挑む持続可能な車海老養殖の未来と可能性

新たな挑戦を始めた車海老養殖



熊本県天草市にある株式会社クリエーションWEB PLANNING(CWP)が、2025年度の車海老養殖を6月から開始しました。今季の養殖プログラムでは、約60万尾の稚エビが投入され、12月からは活き車エビとして全国に出荷される予定です。CWPは、持続可能な養殖方法で知られる「やまと車海老」を育て、消費者に安心・安全な水産物を提供しています。

まったく新しい養殖方法



CWPは新たに「遠隔オペレーション」を導入し、女性経営者としての新しい働き方を模索しています。これにより、代表の深川沙央里氏は現場を離れた状態でも、スマートフォンを使って養殖池の状況を監視し、給餌の指示等を行うことが可能となりました。この取り組みは、多角的な経営を実現しつつ、家庭や子育てとも両立できる水産経営者の新しいスタイルを提案しています。

多様な人材を活用する取り組み



CWPでは、養殖現場の作業環境を改善し、従来の重機や潜水作業に頼らずに作業できる体制を整えました。この結果、どんな体格や体力の人でも作業しやすい環境を築くことに成功。養殖期間中は、1日の作業時間を約1時間に短縮し、原則1名で運営可能にしました。しかし出荷シーズンには多くの人手が必要ですが、繁忙期と閑散期の働き方を柔軟に切り替えることで、様々な人材を積極的に活用しています。

深川代表の想い



深川氏は自身が直面してきた課題を乗り越えることを目指し、同じような悩みを抱える女性たちへの希望を届けたいと語ります。「この地域でたくさんの笑顔に出会えたことが、私の原動力です。未来に向けて諦めず挑戦し続けたい」と、深川氏は胸の内を明かしました。

CWPについての紹介



CWPは2013年に設立され、天草の地域特産品を扱う企業として成長を遂げています。代表の深川氏は5児の母でもあり、「安心して生産活動を続けられる天草」を目指しています。CWPの取り組みは、地域に根付いた水産業の活性化だけでなく、環境にも配慮した持続的な経営を実現しています。CWPのウェブサイトでは、養殖の詳細や製品購入が可能で、全国の皆さまに新鮮な車海老を届けています。

まとめ



CWPの新たな挑戦は、持続可能な養殖の様式を生み出し、地域社会における経済的な自立にも寄与しています。この取り組みが女性経営者のロールモデルとなり、同時に地域活性化に繋がることが期待されています。今後のCWPの活動は、持続可能な水産業の将来を切り拓く鍵となることでしょう。


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会社情報

会社名
株式会社クリエーションWEB PLANNING
住所
熊本県天草市楠浦町3237-2
電話番号

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