景気回復への一助となる新たな取り組み
「モノが余っているのに働く機会が不足している」という矛盾。企業の需要が高まる中で、機能性シューズブランド「and・more」は、クラウドファンディングを用いたユニークなアプローチでこの課題に挑んでいます。これまでに累計6,046万円を超える支援を受け、持続可能なものづくりモデルを確立してきた同社の代表、吉田博美氏の思いに迫ります。
クラウドファンディングの功績
and・moreでは、防水・耐滑性に優れた製品を中心に開発を進め、クラウドファンディングプラットフォーム「Makuake」を利用しながら実績を上げています。これにより、過去の成功を足掛かりに、システムを維持しながら新しい製品の開発に注力できる体制を構築しました。たとえば、ランダイバーグローブという新商品では、2,793人の支援を受け、3,273件の出荷業務を行うなど、成果を上げています。
就労支援との連携
彼らが目指すのは「必要な分だけを作る」というスタイル。これにより、余剰在庫がなく運営を効率化しましたが、出荷の作業負担が一人では大きくなってしまいます。ここで、障がい者就労支援を行う「フェニックスサポート」との連携が生まれました。彼らの協力を得て、検品や梱包といった業務を行うことで「届ける」ための新たな仕事文化を創り出しました。
複合的な取り組み次なるステップ
この新しいモデルにより、安定した作業機会を創出できるだけでなく、就労支援の場としての意義も持ち合わせることができました。これからは、環境負荷の少ない流通とともに、クラウドファンディングによる適性生産を進め、より多くの人に貢献する仕組みを広げていく方針です。
吉田氏のビジョン
「モノは余っているのに、働けない人がいる」という問題意識が、この取り組みの原動力です。今後も吉田氏は、「必要な分だけ作る」というスタンスを貫き、社会的な課題に寄与できる商品を届け続けたいと考えています。
未来への希望
今後の展望について吉田氏は、「小さな取り組みではありますが、一つの靴や製品から人と人とのつながりを作り出し、支え合いの社会を目指します」と語りました。このビジョンは、多くの人々に新たな希望を与えることでしょう。廃棄ゼロと仕事の創出を両立させるこの取組が、社会全体を変える力を持つことを願っています。
and・moreの公式サイトやSNSでも最新情報が発信されていますので、ぜひチェックしてみてください。