アクセスはあるのに成果が出ない理由
近年、Webサイトへのアクセスが増加しているにもかかわらず、ビジネス成果が伴わないという悩みを抱える企業が増えています。特にBtoB企業では、広告やSNSを駆使して集客しても、問い合わせや資料請求に結びつかないという問題が散見されます。この現象の裏には、受け皿としての自社サイトに問題が潜んでいる場合が多いのです。
穴の開いたバケツに水を注ぐような状況
一見問題ないように見えるアクセス数ですが、サイト側の課題が解決されなければ、訪問者は離脱してしまいます。この状態は、いわば“穴の開いたバケツ”に水を注ぐようなもの。一時的に流入を増やす施策を行う前に、まずは現状のアクセスをどのように成果につなげるかが重要です。
GA4を用いたコンバージョン改善の実践手順
株式会社揚羽が2026年2月に開催したセミナー「アクセスはあるのにCVが増えない、GA4で『CVしない要因』を特定する実践手順」では、その具体的な方法を伝授しました。本稿では、その内容をもとに、どのようにGA4を活用してコンバージョンを改善するかを考えてみます。
1. アクセスからの離脱要因を可視化する
まずは、GA4の「探索レポート」を使って、サイト訪問からフォーム完了までの各ステップを可視化します。特に、「フォーム到達率」と「フォーム完了率」に注目し、どの段階でユーザーが離脱しているかを特定します。レポート内では、BtoBサイトの平均値が示されており、ユーザーの行動を把握するための指標となります。
2. 課題に合った改善策を講じる
フォーム完了率が低い場合
入力項目が多すぎる場合は、ユーザーの負担を減らすために入力項目数の削減やUIの見直しが必要です。これにより、ユーザーがフォーム完了する可能性を大幅に高めることが期待できます。
フォーム到達率が低い場合
この場合は、コンバージョンポテンシャルが高いページを特定し、CTA(行動を促すボタン)の配置や導線を最適化します。訪問者が「今すぐ問い合わせたい」と感じる体験を提供することが何よりも重要です。
3. AIを活用したデータ分析のスピードアップ
更に、データ分析にAIを取り入れることで、改善策を迅速に導き出すことが可能です。データの整理や論点の抽出、改善案の優先順位づけなど、AIが補助的に役立つことにより、初期の操作が効率化されます。これによって、分析から改善実行までのスピードが格段に向上します。
まとめ
アクセス数があってもコンバージョンが低いという悩みを解決するためには、GA4を活用した分析が鍵となります。具体的なステップを踏むことで、自社サイトの課題を浮き彫りにし、着実に改善を図ることが重要です。株式会社揚羽は、企業のブランディングを支援するパートナーとして、共に悩み解決を目指しています。ブランディングやマーケティングにお困りの方は、ぜひ弊社までご相談ください。