金沢工業大学が社会人共学者を募集
金沢工業大学は、2024年度後学期の授業に参加する「社会人共学者」を募集しています。この制度は、社会人が授業に参加し、学生と共に学ぶことを目的としています。これにより、学生のモチベーションや知識の応用力向上を図るとともに、社会人自身も新たな学びや気づきを得る機会を提供します。
社会人共学者制度の概要
この「社会人共学者」とは、金沢工業大学独自の制度で、世代や分野を超えた共創を促すものです。企業や自治体に勤務する社会人が授業に参加し、学生とのディスカッションを通じて、社会との関連性や技術の活用事例を共有します。これにより、学生たちはリアルな社会の理解を深め、学びに対する意欲を高めることが期待されます。
参加を希望する社会人にとっても、若者との交流は新しい視点や発想を引き出す貴重な機会です。日常業務で必要とされる知識や技術の再確認や学び直しにも繋がります。
募集する科目と期間
2024年度後学期は、教養科目から専門科目に至るまで21科目で社会人を募集します。具体的には、英語やデータサイエンスなどの教養科目に加え、機械工学や電気電子工学、環境土木工学、経営、心理科学、建築など、多様な分野が対象です。授業は対面方式とオンラインの両方で開催され、学生との交流などを通じて貴重な学びの場が提供されます。
募集科目の一例
- - 教養科目: 英語、データサイエンス物理
- - 専門科目: 計測工学(機械工学科2年次)、高電圧パルスパワー工学(電気電子工学科2年次)、環境土木専門実験(環境土木工学科3年次)など
参加資格と方法
参加を希望する社会人は、企業や自治体に勤務していることが条件です。また、自ら目標を持ち、授業に積極的に参加する意欲が求められます。申し込みは、2024年8月19日から開始され、最終受付は12月20日までとなります。参加に際しては、所属企業の推奨書を提出し、学内での面談を経て参加が決まります。
費用と参加形式
今回の制度は参加費が無料で、対面授業だけでなくオンラインでの参加も可能です。授業は1時限ごとに行われ、具体的な時間帯は8:40から始まり、最終は16:50までとなっています。参加回数については、個別に相談が可能です。
まとめ
金沢工業大学の社会人共学者制度は、社会と繋がる学びの場を提供し、参加者全員にとって価値ある経験を創出しています。ご興味がある方は、ぜひ参加をご検討ください。詳細については、公式ウェブサイトで確認できます。