2024年8月のフリーランス案件単価動向を探る！市場の最新データを公開

フリーランス市場の現状と今後の展望

INSTANTROOM株式会社が運営する「フリーランスボード」は、2024年8月のフリーランス案件単価についての最新データを発表しました。この調査では、161,190件の掲載案件を対象に、開発言語やフレームワーク、IT職種ごとに月額平均単価を算出しています。

フリーランス案件の全体像

2024年8月6日時点でのフリーランス市場の結果として、フリーランス案件の月額平均単価は71.5万円に達し、最高単価は320万円という結果が出ました。特にリモートワークの比率が高まっており、フルリモートが28.1%、一部リモートは55.8%、常駐は16.1%というデータも示されています。

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開発言語別の動向

各開発言語ごとの月額平均単価を見てみると、以下のように依然として高い水準が維持されています。

- 1位: Rust - 82.0万円（前月比+1万円）

メモリ安全性やパフォーマンスに優れた特徴が求められています。

- 2位: Scala - 79.9万円（前月比±0円）

Javaとの高い互換性が特徴です。

- 3位: Ruby - 79.3万円（前月比-1千円）

動的型付けが可能な言語です。

月額単価は7月と比べて上昇傾向にあります。

フレームワークのトレンド

フレームワークに対する需要も無視できません。2024年7月からの比較では多少の下落が見られるものの、以下が月額平均単価の上位となります。

- 1位: RSpec - 84.5万円
- 2位: Ruby on Rails - 81.7万円
- 3位: Slim - 79.1万円

これらはそれぞれ、開発の生産性や効率化に寄与する重要なツールです。

職種別の平均単価

IT職種別の月額平均単価では次のような結果が発表されています。

- 1位: ITコンサルタント - 108.5万円（前月比-5千円）

顧客企業の課題解決を支援する役割が求められています。

- 2位: PMO - 88.9万円（前月比+3千円）

プロジェクト全体の管理を行う重要なポジションです。

- 3位: VPoE - 88.8万円（前月比-2万円）

エンジニアリング組織の改善を担う役割です。

市場全体が進化している中で、フリーランスボードはフリーランスエンジニアやITフリーランスに対して、効率的な求人検索の場を提供しています。特に、80社以上のフリーランスエージェントとの業務提携により、求人案件数は国内最多となり、今後も市場の動向に注目が必要です。

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会社情報

INSTANTROOMの設立は2021年3月、代表取締役は曽根弘介氏で、東京都渋谷区に本社を置いています。同社はフリーランス向けの求人情報を網羅したサイト「フリーランスボード」のほか、エージェント特化型CRM「フリーランスベース」や業務委託エンジニア採用プラットフォーム「エンジニアダッシュ」を運営しています。これからのフリーランス市場の成長にも期待が高まります。