新サービス「らくしふ オートメーション」の登場
株式会社クロスビットが介護・医療業界向けのシフト作成を自動化する新サービス「らくしふ オートメーション」を発表しました。このサービスは、直感的な設定と高精度の自動作成機能を駆使し、従来の煩雑なシフト作成からの解放を目指して開発されました。具体的には、シフト作成時に考慮が必要な様々な条件、例えば勤務形態や資格、夜勤回数などを自動で効率化し、現場の負担を軽減するというものです。
介護・医療業界の課題解決
これまで、介護や医療業界では人員配置基準や勤務形式が複雑で、シフト作成に多くの時間を要していました。そのため、シフト作成担当者が時間外にまで業務を行うケースが多く見られました。クロスビットは、そのような問題を解決するために「らくしふ オートメーション」を開発しました。
この自動作成エンジンは、シフト作成の際に必要な条件を柔軟に設定できるところがポイントです。具体的には、従業員のスキルや勤務パターンを瞬時に考慮し、公平なシフトを自動生成します。これにより、シフト作成時間を最大で8割削減することが可能になります。
実際の導入効果
先行して「らくしふ オートメーション」を導入した複数の施設でも、シフト作成が大幅に効率化されているとの報告があります。特に、エクセルを用いてシフトを管理していた時期と比較して、作成に要する時間が劇的に短縮されたことで、スタッフは本来の業務により多くの時間を割くことができるようになったといいます。
LINE連携によるシフト管理
この新サービスのもう一つの特徴は、LINEとの連携です。「らくしふ オートメーション」では、スタッフがLINEを通じて希望シフトを提出し、未提出のスタッフには自動的にリマインド通知が行われます。さらに、提出されたシフトは自動で管理画面に転記され、ミスを防ぎます。また、確定したシフトもLINEで共有され、スタッフ間のコミュニケーション負荷を大幅に減少させることができます。
介護・医療向け帳票作成も対応
「らくしふ オートメーション」では、介護業界向けの勤務形態一覧表や医療業界の様式9に関するデータも出力可能です。これにより、煩雑な帳票作成作業をスムーズに行うことができ、現場の業務効率がさらに向上します。
今後の展開と目指す方向
クロスビットは今後、介護・医療業界を中心に、このサービスの導入を促進し、業界ごとのニーズに応じた機能拡張を計画しています。働く環境の整備を目指し、各スタッフが安心して勤務できる職場作りを支援するプロジェクトに取り組んでいます。
「らくしふ オートメーション」の正式提供は2025年11月1日から開始されます。詳しい情報については、公式サイトやお知らせページをご覧ください。