妊産婦支援の新たな試み
東京都千代田区に本拠を置くNPO法人ひまわりの会は、助産師5団体との連携をもとに、妊産婦支援活動を一新する取り組みを発表しました。このプロジェクトでは、母子健康手帳のデジタル版を通じて、妊婦や産婦に対する専門的なサポートを強化します。
新しい支援活動の概要
新設される妊産婦支援活動の主な特徴は以下の通りです。
母子健康手帳デジタル版の利用を通じて、助産師からの専門的なアドバイスが直接妊産婦へ届けられます。このサービスは、妊娠中の困りごとや育児に関する情報をスムーズに受け取れるように設計されています。
全国の助産師と妊産婦をつなぐ相談窓口も整備されます。これにより、妊産婦は気軽に相談ができ、身体や健康、赤ちゃんのことなどについて1対1でコミュニケーションが取れる環境を提供します。
妊産婦に必要な保健指導を、デジタル版母子健康手帳に保存されたデータを基に行うことが可能になります。これにより、個々の状況に応じたきめ細かなサポートが実現します。
これまでの取り組み
NPO法人ひまわりの会は、今までにApple Watchを用いた「デジタルマタニティマーク」の提供や、母子愛育会との協力での妊産婦ケアの試験運用など、ITを駆使した様々な妊産婦支援活動を行ってきました。
今回の助産師との連携は、これまでの取り組みをさらに進化させ、新たな支援の形を生み出すものです。このプロジェクトを通じて、妊産婦が抱える不安や疑問に迅速かつ的確に応える体制を整えます。
NPO法人ひまわりの会のビジョン
この新たな試みは、様々な企業や団体との協力を促し、地域全体で妊産婦を支える体制を構築することを目指しています。また、妊産婦が安心して出産を迎えられるよう、継続したサポート体制の強化に取り組みます。
実際に、妊産婦支援アプリ「母子健康手帳デジタル版」の利便性を広めるため、多くの利用者が参加してくれることを期待しています。アプリは公式サイトからダウンロード可能で、ぜひ多くの方に実際のサービスを体験していただきたいと思います。
各団体の紹介
- - NPO法人ひまわりの会 (会長: 野田 聖子)
- - 日本看護協会 (会長: 高橋 弘枝)
- - 日本助産師会 (会長: 髙田 昌代)
- - 全国助産師教育協議会
- - 日本助産師評価機構 (理事長: 堀内 成子)
- - 日本助産学会 (理事長: 片岡 弥恵子)
- - 日本産婦人科医会 (会長: 石渡 勇)
- - 日本WHO協会 (会長: 中村 安秀)
このような団体が連携することで、より多くの妊産婦に必要なサポートが届くことを期待しています。今後の展開に乞うご期待です。
お問い合わせ:
NPO法人ひまわりの会 広報担当
Email:
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担当者: 岩田 文雄