月面で過ごすための課題を解決するイベント
2025年10月3日(金)、東京・麹町のLIFULLイベントスペースにて、クーガー株式会社が主催する「Sphear(スフィア)」の第3回イベントが行われます。このイベントでは、人類が月面で長期間滞在する際の具体的な課題について、JAXAや各企業の専門家が議論します。
イベントの目的
このイベントの目的は、月面での人類移住を進めるための現実的な条件を明らかにし、参加者同士で知識を共有し合うことです。近年、宇宙開発におけるAIの役割がますます重要視されている中、各分野の専門家が集まり、長期滞在に必要な通信網、電力供給、建設技術、そして心理的サポートについて具体的なアプローチを検討します。
イベントの概要
イベントは、2025年10月3日19:00から22:00まで、同会場で行われ、30名限定で参加希望者を募集中です。参加費は3000円。事前に申し込みが必要となります。特に注目したいのは、このイベントが対面で開催され、オンライン配信がないため、参加者と登壇者との直接的な交流がしやすい点です。
セッションの内容
イベントのタイムテーブルには、さまざまなセッションが含まれています。
1.
19:00 - 19:05 : 「Sphear(スフィア)──AIで人類の宇宙移住に挑む」
2.
19:05 - 19:25 : 「人類移住の拠点としての月面開発──最新動向と展望」 - 講演者: 石井 敦(クーガー株式会社 CEO)
3.
19:25 - 20:10 : 「月に住む未来、その第一歩へのアプローチ──通信・電力・輸送・建設」 - 講演者: 上野 宗孝(JAXA 宇宙探査イノベーションハブ技術領域主幹)
4.
20:10 - 20:40 : 「宇宙空間で過ごす人間──信頼・ストレス・コミュニケーションの課題」 - 講演者: 新城 健一(HORBAL取締役/Holoeyes取締役兼COO)
5.
20:40 - 21:10 : パネルディスカッション
6.
21:10 - 22:00 : 懇親会(軽食・ドリンク付き)
講演者の紹介
上野 宗孝
JAXA宇宙探査イノベーションハブの技術領域主幹で、多くの宇宙科学ミッションに関与。現在はAIやロボティクスを活用した次世代の宇宙探査を推進しています。
新城 健一
ゲーム関連の書籍を多数執筆し、医療分野でもAIを駆使したベンチャー企業のCOOを務めており、多様な分野での経験をもとに、宇宙での人間の心理的な側面についての議論を展開します。
石井 敦
クーガー株式会社のCEOとして、AI技術やロボティクスを活用したプロジェクトを推進。特に、宇宙における新たな支援技術の開発に取り組んでいます。
Sphearとは?
Sphearは、宇宙とAIの融合をテーマにしたコミュニティで、月や火星への移住を目指して多様な職業や知識を持つ人々が集まります。今後も人類の宇宙移住への道を模索するこのコミュニティに、ぜひ参加してみてください。
参加はお早めに
参加希望の方は、事前に申し込みが必要です。詳細な情報や申し込みは
こちらから確認できます。宇宙に興味がある方、AIに関心のある方、ぜひご参加ください!