雪肌精が手掛ける環境保全への新たな挑戦
株式会社コーセーが展開するスキンケアブランド『雪肌精』は、2025年の11月16日から12月31日まで、特別なキャンペーン「SAVE the BLUE Snow Project」を実施します。このプロジェクトは、売上の一部を環境保全活動に貢献することで、持続可能な未来を目指す取り組みです。最近では「自然の恵みをいただき、感謝し還元する」という理念のもと、シリーズ『雪肌精 BLUE』や『Prédia BLUE』が対象商品に加わりました。
プロジェクトの背景と目的
2009年に開始された「SAVE the BLUE」は、初めはサンゴ育成活動への寄付からスタートし、今年で17年目を迎えます。このプロジェクトでは、毎年店頭での『雪肌精』商品の積極的な展開を通じて、同時に環境保全に対する意識を高める啓発活動も行っています。今年度は、地域の子どもたちやビューティコンサルタントたちとともに、沖縄のサンゴ畑でサンゴの植え付けやビーチクリーンに参加し、地球への理解を深めています。また、近年の地球温暖化問題への対応として『雪肌精』の名前にもある「雪を守る」という活動も始まりました。
2025年プロジェクトの内容
「SAVE the BLUE Snow Project」の期間中に、『雪肌精』の対象商品を購入することで、売上の一部が長野県北部に位置する北アルプス山麓のHakuba Valleyで使用される電力を再生可能エネルギーに切り替えるための資金として活用されます。これにより、温暖化の原因となるCO₂の削減に貢献し、同地の美しい雪を守ることを目指します。今年のプロジェクトでは、すでに142,807kWh分の電力を再生可能エネルギーに切り替える支援が行われており、これは単身世帯が約64年にわたり使用する電力に相当します。これらは、Hakuba Valley内のスキー場の施設に供給されています。
Hakuba Valleyとその取り組み
Hakuba Valleyエリアは、長野県北部の北アルプス山麓にある9つのスキー場からなるスノーリゾートです。「2025年にエリア内全スキー場が電力の再生可能エネルギーに切り替える」ことを目指しており、地域全体が環境保全への意識を高めています。この取り組みは、雪肌精のキャンペーンと見事に連携し、持続可能な観光を促進しています。
雪肌精のブランド哲学
『雪肌精』は1985年に誕生した化粧水で、和漢植物エキスを使用し、透明感のある肌へと導いてきました。「あなたが美しくなると、地球も美しくなる」というブランドメッセージのもと、サステナビリティ推進活動にも注力し、世界で広がり続けています。現在『雪肌精』は、アジアを中心に15の国や地域で展開しております。
まとめ
雪肌精の「SAVE the BLUE Snow Project」は、環境意識を高めるだけでなく、具体的な行動を通じて未来をより良いものにすることを目指しています。美しさを追求することで、地球の美しさも守るというこのプロジェクトが、地域や世界にどのような影響を及ぼすのか、今後の活動に期待が寄せられています。更なる継続的な取り組みを通じて、次世代へ青い地球を引き継いでいくことが求められています。