名古屋でSDGsを実現
2020-11-04 09:20:01

エシクルfor SDGsが名古屋で実証実験開始!新たな価値を創造する取り組み

エシクルfor SDGsの新たな挑戦



名古屋地区で行われる『エシクルfor SDGs』の実証実験が注目を集めています。このプロジェクトは、使用済のコピー用紙をアート作品に変えるというユニークな試みです。企業の社会的責任やエシカルな活動に対する意識が高まる中、地域社会や環境に配慮した取り組みが進められています。

エシクル(ESYCL)とは



プロジェクト名の「エシクル」は、ethical(倫理的)な活動、synergy(相乗効果)、creativity(創造)、loop(循環)のそれぞれの頭文字を取ったものです。この取り組みを通じて、企業同士や地域の方々がつながり、より良い未来を築くという理念が表れています。

取り組みの具体例:アートへの転換



実証実験の第一弾として、山陽製紙株式会社との連携が進められています。オフィスの使用済コピー用紙が、リサイクルを経てモビールというアート作品に変わります。このモビールは、SDGsのテーマを盛り込んだデザインで、地球、平和、自然、調和を表現しています。作品の販売によって得られる収益は、SDGsの理解促進活動に役立てられる予定です。

プロジェクトの工程



1. 紙の回収:参加企業から使用済コピー用紙が集められます。
2. リサイクル:山陽製紙が古紙を溶解し、100%再生紙として蘇らせます。
3. アート制作:名古屋市のマニュモビールズが福祉作業施設と協力し、手作りのモビールを制作します。

この手法を通じて、再生紙を利用したアート制作が地球環境への意識を高め、コミュニティの一員としての役割を果たすことが期待されています。

参加企業や自治体へのメリット



この取り組みに参加することで、企業や自治体は自社のSDGs理解を深め、実施機会を得ることができます。具体的なメリットとして、企業のイメージ向上、ESG投資の促進、さらにビジネス機会の創出が含まれています。また、参加費用は33万円(税込)で、一定の支援を受けることで様々な活動に貢献することが可能です。

クラウドファンディングのスタート



さらに、プロジェクトの拡大を目指し、2020年10月30日から11月30日にかけてクラウドファンディングを実施しています。この取り組みに支援を行うことで、オリジナルモビール「Living Planet」を手に入れることができる機会も提供されます。

持続可能な未来へ向けた第一歩



エシクルfor SDGsは、単なるアート制作の枠を超え、企業と地域のつながりを強め、持続可能な社会を築くための重要な第一歩となるでしょう。この取り組みが、社会全体に新たな価値をもたらし、SDGsの実現に向けての意識を高めていくことが期待されています。これからの社会において、エシクルの活動が多くの支持を集め、さらに広がっていくことを祈っています。

会社情報

会社名
株式会社J&J事業創造
住所
港区西新橋1-6-21NBF虎ノ門ビル7階
電話番号
03-3500-1691

関連リンク

サードペディア百科事典: 愛知県 名古屋 名古屋市 SDGs エシクル

Wiki3: 愛知県 名古屋 名古屋市 SDGs エシクル

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。