原宿「ハラカド」で実現するインクルーシブなコミュニケーション体験

原宿「ハラカド」で体感する新たなコミュニケーションの形

原宿で開催される待望のイベント「世界に字幕を添える展」が、5月12日から5月18日までの間、東急プラザ原宿内の「ハラカド」で行われます。この展覧会は、大手企業である株式会社アイシンが主催し、その革新的な音声認識システム「YYSystem」を中心に据えています。

この「YYSystem」は、リアルタイムで音声を認識し、それを文字に変換して透明ディスプレイに表示する技術を用いています。特に、駅構内のような騒音環境でも高い認識精度を誇り、聴覚障がいの方々が安心してコミュニケーションを図れる手助けをしています。さらに、31言語のリアルタイム翻訳機能を搭載しているため、外国からの訪問者ともスムーズに意思疎通ができる点が特徴です。

イベントでは、常設パネルの展示や来場者参加型コンテンツ、さらにはトークショーなど多彩なプログラムが用意されており、参加者自身が体感できる。これにより、「YYSystem」の機能性や実用性を直接的に感じ、フィードバックを通じて今後の改善点を見出す機会となることでしょう。

アイシンの目指すのは、出発点としてのインクルーシブ社会の実現です。すべての人が安心して楽しむことができる場を提供し、コミュニケーションを可視化することにより、孤立することのない世界を追求しています。このイベントを通じて、参加者はただ単にシステムを体験するだけでなく、時に新しい友人を見つけたり、共感したりできるかもしれません。

また、参加費は無料ですが、一部のコンテンツでは事前の申し込みが必要な場合もありますので、訪れる予定の方々は公式サイトや関連リンクをチェックして、最新情報を確認してください。