「北村酒展」開幕
2022-02-15 11:00:13
酒蔵の隠れた芸術、熟成酒を楽しむ「北村酒展」開幕
日本酒の世界には、熟成された作品が存在します。特にその中でも長期熟成酒は、まさに酒蔵の秘宝と言えます。これらの酒は3年以上じっくりと熟成されており、糖類添加酒を除いて清酒として仕上げられるため、その深い味わいと色合いは、他の酒とは一線を画する魅力を持っています。この熟成酒を芸術作品として捉え、より多くの人に楽しんでもらおうと立ち上げられたのが、「北村酒展」です。
「北村酒展」は、2月15日にオープンするオンラインギャラリーで、長期熟成酒の美しさと奥深さを表現する場です。その第一弾として紹介されるのが、高知県の蔵元である司牡丹酒造が手がけた「AQUETHA by Tsukasabotan(アクイータ バイ ツカサボタン)」です。この酒は-$5度という氷温で超長期間熟成されるという手法を採用し、まろやかさと華やかさが見事に融合。さらに、無色透明でありながら、熟成酒の神秘的な魅力を秘めた姿を持っています。
「AQUETHA」は、三種類の酵母と高精細な米を使用して特別にブレンドされており、味わいは甘みと旨み、酸味のバランスが絶妙。冷蔵庫での氷温熟成によって、熟成酒の複雑な味わいが引き出され、まろやかな後味と華やかな香りを生み出しています。それだけではなく、丁寧に作られた丸い吹きガラスのボトルに詰められているため、そこにも職人の思いが込められています。このボトルには自然の対流が作用し、瓶詰め後も成分の相互作用が進む仕組みが施されています。つまり、ただの瓶詰め酒ではなく、そこにも芸術性が宿っているのです。
また、「北村酒展」では、300本限定の「AQUETHA」をオンラインで販売しています。吹きガラスのボトルは手作りのため、風合いは一つ一つ異なります。贈り物や特別な時間を共に過ごす相手への心のこもった贈り物として、また自己へのご褒美として、この貴重な作品を手に取ることができるのは、大変貴重な機会です。
熟成酒を「商品」ではなく「作品」として認識し、楽しむことを目指す「北村酒展」。その背後には、全国の酒造場を訪問する中で見つけた、長期間熟成された高品質の日本酒がたくさん眠っている現実があります。その宝物たちは、他の酒とは異なる特別な魅力を持っており、我々はそれをもっと多くの人々に届けたいと考えています。
北村商店が長年培った信頼を基に、これからも熟成酒の未来を描き続けます。是非、オンラインでの「北村酒展」を訪れ、酒の芸術を感じてみてください。あなたの大切な人へのギフトとして、また自分自身の時間を楽しむために、特別な長期熟成酒を選ぶことができる貴重な機会です。購入は数量限定で行われており、予定数に達し次第販売は終了しますので、興味を持たれた方はお早めにどうぞ。
会社情報
- 会社名
-
株式会社北村商店
- 住所
- 東京都台東区台東2丁目29-12サンケエホワイトビル3階
- 電話番号
-
03-3834-4441