SaaS管理のリスク
2025-11-25 14:34:32

中小企業の88%が感じるSaaS管理のセキュリティリスクとは?

中小企業に寄せられたSaaS管理の課題



最近、ソニービズネットワークス株式会社が行った調査によれば、働く担当者の88%がSaaSの管理不備によるセキュリティリスクを感じていることが分かりました。この調査は109名の中小企業に勤務するIT資産管理やセキュリティ管理に従事する担当者を対象に行われました。

調査結果の概要



まず、調査に参加した企業の55.1%が11個以上のSaaSを利用しており、複数のSaaSが導入されることで管理が煩雑化しています。実際、84.5%の企業が「6個以上」のSaaSサービスを利用しており、その結果、コスト管理や権限管理が難しいといった課題が浮き彫りになりました。

特に、退職者アカウントの削除漏れが15.6%の企業で発生していることが確認され、これがさらなるセキュリティリスクを引き起こす要因となっています。いまだにアカウントの管理を徹底できていない企業が多く、退職者アカウントの残存による情報漏洩のリスクも懸念されています。

セキュリティリスクへの意識



また、88.0%の担当者がSaaSに起因するセキュリティリスクを実感しており、その中の約82.3%は何らかの対策を取っていますが、17.7%は「対策が不十分」と答えています。従って、IT資産を管理する意識が組織内で薄れているという声もちらほら聞こえてきます。

SaaS統合管理ツールの必要性



そんな中、約9割の担当者がSaaS統合管理ツールの導入に前向きであることがわかりました。具体的に期待している機能としては、利用状況の可視化やセキュリティ監視機能が挙げられ、これによりコストの最適化も図れると考えられています。

Assist SaaS Managerの特徴



ソニービズネットワークスが提供する「Assist SaaS Manager」は、これらのセキュリティリスクの低減とITコストの最適化を実現するためのサービスです。このツールでは、SaaS情報・デバイス情報・従業員情報を一元管理できます。退職者アカウントの削除漏れを防ぎ、アカウント更新時の通知機能も備えています。また、連携可能なSaaSはAPIを通じて自動で情報を同期させることができます。

企業のITコスト削減に寄与



このように、「Assist SaaS Manager」は特に退職者アカウントの管理を徹底することで不正アクセスや情報漏洩を防ぎ、企業のITコストも見える化することが可能です。中小企業においてもこのようなツールの導入が急務とされ、今後ますます注目されることでしょう。

まとめ



この調査結果を通して、SaaSの管理不備がもたらすリスクは深刻であることが明らかとなりました。今後、多くの企業がSaaS統合管理ツールの導入を検討し、IT資産管理における新たな対策を講じていくことが期待されています。


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会社情報

会社名
ソニービズネットワークス株式会社
住所
東京都渋谷区道玄坂1-12-1渋谷マークシティ ウエスト23階
電話番号
03-6892-0222

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