エー・ディー・ワークスが環境認証を取得
株式会社エー・ディー・ワークス(以下、ADW)は、収益不動産事業を展開する企業で、この度「U residence 淀屋橋」と「U residence 桜新町」の2物件において、CASBEE®(建築環境総合性能評価システム)の不動産評価認証「Aランク」を取得しました。これにより、ADWは環境に優しい不動産開発を推進し、持続可能な社会の実現に向けた一歩を踏み出しました。
CASBEE®とは
CASBEE®は、省エネルギーや環境負荷の少ない資材使用をもとに、建物の品質を総合評価するシステムです。評価は建築・戸建て・不動産・ウェルネスオフィス等、複数のカテゴリーに分かれ、評価ランクは5段階(S・A・B+・B-・C)に分かれています。このシステムによって、環境意識の高い消費者に対し、物件の環境性能を示すことができます。
環境への責任を遂行
ADWは、物件の環境認証取得を積極的に進めており、これにより化石燃料への依存を減らし、持続可能な開発を支える取り組みを行っています。アプローチのひとつとしては、物件の環境認証を明示することで、社会や顧客に対して責任ある商品の提供を強調し、環境問題の解決に取り組んでいます。
U residence 淀屋橋と桜新町の特徴
「U residence 淀屋橋」は、大阪市中央区に位置し、404.56㎡の敷地に2588.86㎡延床面積を持つ、鉄筋コンクリート造の15階建てビルです。竣工は2006年2月です。
一方、「U residence 桜新町」は、東京都世田谷区にあり、954.16㎡の敷地に1378.73㎡の延床面積を持つ4階建ての建物で、2002年3月に竣工されました。いずれも環境性能が高く、快適な住環境を提供することを目指しています。
さらなる環境認証に向けて
ADWは、今後も物件の環境性能向上を目指した商品企画を進め、引き続き環境認証の取得を目指します。具体的には、建物のエネルギー効率を改善したり、環境負荷を低減させたりすることを通じて、持続可能な開発目標(SDGs)を意識した不動産業務を展開します。
未来に向けた社会貢献
ADWの親会社である株式会社ADワークスグループは、1876年に創業し、1886年に設立以来、不動産を中心とした事業を展開してきました。企業の理念として「ワクを超えるしなやかな発創で、世界を色鮮やかに染め直す」ことを掲げています。今後のビジョンとして、2024年には「富の循環を創出し、誰もが心に火を灯せる社会」を目指し、環境問題への取り組みを一層強化していくとしています。環境意識の向上が求められる中、ADWの取り組みは今後の不動産市場においても注目されることでしょう。