CData Drivers V24.2新機能発表！SalesforceおよびPingOne統合を強化

CData Drivers V24.2の新しい機能と特長

2025年1月16日、CData Software Japan合同会社（本社：アメリカノースカロライナ州、宮城県仙台市に日本オフィスを構える）は、270種類以上のSaaSやデータベースを統合するドライバーシリーズ『CData Drivers』の新バージョンV24.2を発表しました。このアップデートでは、Salesforce Data CloudおよびPingOneを対象とした新しい接続ドライバーを導入し、SQL Serverリンクサーバーのパフォーマンス向上、Mac ARM64マシンでのPower BI Connector対応、Veeva Vault CRMへの接続機能追加など多くの強化が行われています。

新ドライバーのリリース

Salesforce Data Cloud向けドライバー

Salesforce Data Cloudは、企業のデータを統合して「Customer 360」を実現するためのサービスです。新たなCData Drivers for Salesforce Data Cloudを利用すると、ユーザーは外部アプリケーションやデータウェアハウスの情報も含め、Salesforceのデータにシームレスにアクセスできるようになります。例えば、Microsoft Power BIを用いたデータのビジュアル化やレポート作成が容易になります。

PingOne向けドライバー

クラウド型ID管理サービスPingOneのために設計されたこのドライバーでは、ユーザー属性情報に標準のSQLを用いてアクセスすることが可能です。これにより、企業が持つさまざまな情報を安全に管理し、利用することができます。

他の機能強化について

CData Drivers V24.2では、さまざまな機能改善が施されています。特に目を引くのは、SQL Serverリンクサーバーのパフォーマンス向上です。この改善により、あるケースではパフォーマンスが10倍以上向上することも確認されています。また、Mac ARM64環境でのPower BI Connectorの利用が可能になったこともユーザーには好評です。

MarketoおよびAmazon MarketplaceのAPI対応

既存の接続先API変更に伴い、CData DriversはMarketoおよびAmazon Marketplaceのドライバーを見直しました。Marketoに関しては、RESTスキーマへの統一やパフォーマンス向上が図られています。また、Amazon Marketplaceでは新たなAPIバージョンに対応する必要があります。これにより、ユーザーは最新の機能を享受できるようになります。

データソースSaaSのUI遷移

V24.2のアップデートでは、Confluence、Jira、Marketo、SharePointにおいてUIのURLを取得できるようになるなど、BIやAI、エンタープライズサーチからの利用においても利便性が向上しています。これらの新機能により、さまざまなデータソースからの情報を一元的に管理し、効果的に活用することが可能です。

さまざまな新機能

アップデートには、LAG関数のサポート、Excelのサブフォルダ参照、DocuSignやGitHubなど多様なアプリケーションに対する新しいビューの追加、ServiceNowのユーザー向けデータ表示名の改善など多岐にわたります。特にLAG関数により、前の行との比較が容易になり、データ分析の精度が向上します。

このように、CData Drivers V24.2はデータ統合の新しい可能性を開く重要なリリースとなっています。CDataは今後も継続的に新しい機能を追加し、ユーザーのニーズに応えていく方針です。

詳細や導入に関するお問い合わせは、CData Software Japanの公式ウェブサイトをチェックしてください。

CData Softwareについて詳しく知りたい方はこちらを訪問してください。CDataは、クラウドデータのコネクティビティソリューション及びデータ連携ツールのリーディングベンダーとして、270以上のSaaS、NoSQLやアプリケーションデータに標準接続するドライバーを提供しています。