建築の新たな可能性を切り開くCIRCULUS
建築分野において、持続可能性はますます重要視されるようになっています。その中で、岡由雨子建築ディザイン株式会社が展開する「CIRCULUS」は、循環型建築のコンセプトを掲げ、再生可能な材料を用いた製品開発に取り組んでいます。2025年1月22日から24日まで、パシフィコ横浜で開催される「SCビジネスフェア2025」において、CIRCULUSは注目の大型スクリーンを展示します。
SCビジネスフェア2025とは?
SCビジネスフェアは、日本全国のショッピングセンター関係者が集まる唯一の展示会であり、多様なビジネスチャンスや新しい情報が流通する場です。この機会にCIRCULUSは、循環型の建築物が提案する新たな価値を来場者に伝えます。
CIRCULUSの目指す未来
CIRCULUSの基本理念は、「解体して廃棄する建築から、循環する建築へ」。これは、持続可能な建築を構築するための重要なビジョンです。業界で使用される一般的な資材は、廃棄される運命にあることが多いですが、CIRCULUSはこれを変え、3Dプリンタを用いて内装仕上げ材や什器、家具などを製作しています。
CIRCULUSでは、使用済みの商品の回収から粉砕、再加工までを一貫して行い、新たな形へと生まれ変わらせるサービスも提供しています。これにより、材料の廃棄を抑え、循環型のエコシステムを構築しています。
展示されるスクリーンの詳細
SCビジネスフェアで展示されるスクリーンは、幅4メートル、高さ3.5メートルの大型なもので、3Dプリント技術で構築されています。このスクリーンは一度使用された後、粉砕して新たな形に再加工できます。来場者は、製品の質感や手触りを直に感じることができ、この工程から循環型の美学を学ぶことができます。
3日間の展示が終わった後、スクリーンは新しい内装材として再生される予定です。このような取り組みは、環境問題に真摯に向き合うCIRCULUSの姿勢を表しています。
環境への配慮
商業建築はしばしば短命であり、内装の更新が頻繁に行われます。そのため、多くの廃棄物が生じるのが一般的です。CIRCULUSはいわば、商業建築の環境問題への解決策を提供する存在です。プラスチックのマテリアルリサイクルに力を入れ、建物の廃棄物を削減することで、CO2排出量の低減に寄与しています。
「CIRCULUS」は、CO2排出ゼロを実現する自然エネルギーを使用し、環境を守るための製品づくりに全力を注いでいます。これらの取り組みが、建築の未来を切り開く鍵となるでしょう。
企業情報
岡由雨子建築ディザイン株式会社は、神奈川県横浜市に拠点を置いています。建築物の設計と監理を行うだけでなく、内装デザインにも強みを持っています。さらに、公式ウェブサイトやInstagramを通じて、最新情報を発信しています。
SCビジネスフェア2025の詳細
- - 開催日時:2025年1月22日(水)~24日(金)
- - 会場:パシフィコ横浜展示ホールC・D
- - 入場料:無料
- - 来場者登録はこちら
CIRCULUSの取り組みを通じて、より良い未来の建築と環境への寄与について、一緒に考えてみませんか?