日本の伝統的酒造りを学ぶイベント開催
2025年10月25日(土)、キッコーマン国際食文化研究センターが主催する無料ライブ食文化講座が行われます。このイベントでは、「ユネスコ無形文化遺産に登録された日本の伝統的酒造り」をテーマに、麹菌の働きやその重要性について深く掘り下げます。
ユネスコ無形文化遺産登録について
2024年12月、日本の酒造りがユネスコ無形文化遺産に認定されました。これにより、日本酒、焼酎、泡盛、みりんは全て「麹菌」を使用するという共通点を持つ伝統食品として認識され、その文化的価値が再評価されています。麹菌はまた、しょうゆやみそなど日本の多くの食文化にも欠かせない存在であり、まさに日本の「国菌」として認知されています。
講師の紹介
講師には、日本薬科大学特任教授で東京大学名誉教授の北本勝ひこ氏が登壇します。北本氏は、1972年に東京大学農学部を卒業後、国税庁醸造試験所や東京大学で清酒酵母と麹菌の研究を行ってきた実績があります。また、数冊の著書もあり、その中には麹菌の持つ魅力とその歴史についても触れた作品があります。
体験型の講座内容
講座では、麹菌の働きや日本の伝統的酒造りの特徴について、北本氏のお話を聞くことができます。さらに、参加者は甘酒や塩麹を作る体験を通じて、麹菌を身近に感じることができるでしょう。こうした体験を通じて、参加者は文化の理解をさらに深められることになっています。
参加方法
ご参加には、以下の方法があります。
1.
会場参加: キッコーマン東京本社のKCCホールで28名様の定員。定員を超えた場合は抽選となります。
2.
YouTubeライブ配信: 事前の応募で、オンラインでも視聴可能です。この場合、視聴用のURLが送付されます。
参加費は無料ですが、応募締切にはご注意ください。会場参加希望の方は2025年10月15日(水)まで、YouTube視聴希望の方は2025年10月25日(土)14:00までにお申し込みが必要です。
お申し込み方法
お申し込みは、キッコーマン国際食文化研究センターの公式サイトから行えます。必要事項を記入すると、事務局からURLが送付され、そこから視聴を行うことができます。オンラインでの参加にはインターネット環境が必須となります。
詳細や申し込みについては、以下のリンクをご参照ください。
この貴重な機会に、ぜひ日本の食文化や酒造りの魅力を体感してみてはいかがでしょうか。