Instagram投稿が購買行動に影響を与える?調査結果から見えてきた傾向
法人向けSaaS比較メディアのUtilly(運営会社:株式会社GO TO MARKET)が2024年6月に実施した調査で、Instagram投稿が購買行動に与える影響が明らかになりました。
調査では、317名の回答者に対して、Instagram投稿を見て商品を購入した経験について質問しました。その結果、37.8%の人が「Instagramの投稿を見て商品を購入したことがある」と回答しました。一方、57.1%の人は「購入したことはない」と回答しました。
年代別の購入経験率をみると、若い世代ほど購入経験率が高い傾向が見られました。20代では54.2%、30代では48.2%が購入経験があると回答しました。
Instagramでよく購入される商品とは?
Instagramの投稿を見て購入したことがある商品について質問したところ、「化粧品」が最も多く、次いで「ファッション(服・靴・カバン・アクセサリー)」、「食料・飲料・お酒」、「美容・健康グッズ」という結果となりました。
購入価格帯は?
Instagram投稿を見て購入した商品の価格帯については、「3,000円以上5,000円未満」が20.8%でボリュームゾーンとなりました。一方、5%は3万円以上と回答しました。
Instagramマーケティングの可能性
今回の調査結果から、Instagramは商品購入への影響力が高いことが明らかになりました。特に若い世代においては、Instagramの投稿が購買行動を大きく左右していると言えます。
企業は、Instagramを活用したマーケティング戦略を検討する必要があるでしょう。魅力的な商品画像や動画コンテンツを投稿することで、ユーザーの購買意欲を高めることが期待できます。
調査概要
調査実施日:2024年6月12日
調査人数:317人
居住地:全国
性別:男女
年齢:20歳以上60歳未満
調査方法:インターネットリサーチ
* 調査メディア:Utilly(ユーティリー)URL:https://utilly.jp/
Instagramの購買行動への影響力:調査結果から考えるマーケティング戦略
今回の調査結果から、Instagramが購買行動に与える影響力は無視できないことがわかります。特に若い世代においては、Instagramの投稿が購買の決定要因となるケースも少なくないでしょう。
企業にとって、Instagramは商品やサービスのプロモーションを行う上で非常に有効なツールと言えます。魅力的なビジュアルコンテンツやストーリーを通して、ユーザーに商品やサービスの魅力を伝え、購買意欲を高めることが可能です。
しかし、単に商品画像をアップロードするだけでは十分ではありません。ユーザーの興味関心を惹きつけ、共感を得られるようなコンテンツ作りが重要です。例えば、商品を使ったスタイリングやライフスタイルを提案したり、商品の背景にあるストーリーを語るなど、ユーザーが「いいね」を押したくなるようなコンテンツを制作しましょう。
また、インフルエンサーマーケティングも効果的な手段です。商品やサービスと関連性の高いインフルエンサーに商品をPRしてもらうことで、より多くのユーザーにリーチすることができます。
Instagramの利用者は増加し続けており、今後もその影響力はますます大きくなることが予想されます。企業は、Instagramを活用したマーケティング戦略を積極的に検討し、ユーザーとの繋がりを強化することで、売上拡大につなげていく必要があります。