埼玉県の環境イベントで親子の資源への興味が増す！

埼玉県で開催された「楽しく学ぶ環境フェア」で、親子が参加するワークショップが行われました。このイベントはリダクションテクノが主催し、子どもたちに資源の大切さを伝えることを目的にしています。参加者たちは、不要なアクリル板を利用したアップサイクル体験を通じて、創造力を発揮し、資源の新しい価値を見出しました。

環境フェアの開催背景

このフェアは、令和5年度第1回プラスチック資源の持続可能な利用促進プラットフォームの一環として企画されました。参加企業としてリダクションテクノは、自社の取り組みを評価され、環境問題への理解を深める機会を提供しました。

アップサイクル体験の成果

全6回のワークショップには、28名の子どもと24名の保護者が参加し、アクリル板を使ったアート制作に挑戦。参加者からは「アート体験が楽しかった」との声や、保護者からは「ものづくりから学べることが多くある」との好評をいただきました。また、「SDGsへの理解が進んだ」との子どもたちの感想もあり、学びの場として大いに役立ったことが伺えます。

資源の新たな価値を発見

今回のワークショップで使用された素材は、リダクションテクノが回収した不要品です。新型コロナウイルスの影響で多くの企業が不要になったアクリル板の廃棄が問題となる中、リダクションテクノはそれらを再利用することで環境負荷を抑える取り組みを行っています。このように、不要物が新しい価値を生み出すチャンスを提供することで、参加者に資源の大切さを実感させました。

企業としての展望

リダクションテクノは、今後も業界での知識やネットワークを活用し、産業廃棄物の処理だけでなく、アップサイクルやリサイクルの事業を拡大する意向です。特に、「捨てるのはもったいない」と感じている企業に対し、素材の提供を呼びかけ、資源循環を促進していく計画です。環境負荷を低減するための素材利用の見直しも進め、持続可能な社会を目指します。