真田庵を未来に繋ぐ!歴史を守る修繕プロジェクト
和歌山県九度山町に位置する真田庵は、日本一の武将として知られる真田幸村とその父、昌幸の屋敷跡とされています。歴史的な価値を持つこの場所は、観光名所であると同時に、地域の文化を支える重要な資源でもあります。しかし、構造物の経年劣化が進み、修繕が急務となっています。そこで、2023年11月10日から2024年1月8日まで、クラウドファンディングを通じて修繕プロジェクトが実施されます。このプロジェクトの目標金額は、500万円です。
真田庵とは?
真田庵、正式には善名称院は、1741年に創建された寺院であり、真田家の供養の場として知られています。境内には昌幸と幸村の供養塔が建てられ、訪れる人々に静かな時間を与えています。春には町の花であるボタンが咲き誇り、毎年開催される紀州九度山真田まつりでは、大勢の観光客が訪れ、武者行列が盛大に行われます。これらの伝統行事は、真田庵の存在を地域の人々に深く根付かせています。
修繕の必要性
しかし、歴史ある真田庵も老朽化が避けられず、特に本堂は166年を経て改修の必要性が高まっています。近年の悪天候による影響で、屋根や壁に雨漏りが発生し、冬の寒風による劣化が見られます。これに加え、土塀の状態も心配されており、早急な対応が求められています。
今回のクラウドファンディングでは、土塀の修繕と本堂の一部改築を計画しています。和歌山県の文化財としての条件を守りつつ、現在の形を保つ工事が行われる予定です。
クラウドファンディングの詳細
このクラウドファンディングは、目標金額に達しない場合は実行されない「All or Nothing」形式です。支援金は目標額に達した場合のみ受け取ることができます。具体的には、本堂の建具を新しいものに入れ替える際、経年劣化の影響で傷んだ部分を修繕することが焦点として挙げられています。
支援のお願い
真田庵の修繕にかかる費用はおおよそ1200万円と見積もられています。寺院の負担を軽減するためにも、広くサポートをお願いしたいとのことです。真田ファンや地元の支援者の力を借りて、我々はこの貴重な文化財を次の世代に繋げていきたいと考えています。
プロジェクト詳細や支援方法については、以下のリンクから確認できます。
連絡先情報
- - 寺院名: 宗教法人善名称院
- - 所在地: 和歌山県伊都郡九度山町九度山1413
- - 代表住職: 渡部恵光
- - 事務局名: 真田庵修繕プロジェクト事務局
- - 所在地: 和歌山県伊都郡九度山町下古沢244-14
- - 代表: 折原 収
- - メール: [email protected]
- - 電話: 090-2108-7133
このプロジェクトを通じて、多くの人々が真田庵の歴史に触れ、その価値を理解することでしょう。皆さまのご支援を心よりお待ちしております。