観光業の未来を考える！人材サミットが開催決定

株式会社やまとごころと株式会社やまとごころキャリアは、2024年11月20日（水）にオンライン形式で「観光人材サミット～人材から考える観光業の未来～」を開催します。このサミットでは、観光業界の明日を見据えた重要なテーマが取り上げられ、各分野から尊敬される講演者が参加します。

プログラム概要

サミットは二部構成になっており、第一部では基調講演として早稲田大学ビジネススクールの池上重輔教授が「日本の観光業の可能性：経営者と従業員に開かれた未来」というテーマで講演を行います。この講演では、日本の観光業界にとっての今後の可能性について広く考察されます。

続く第二部では、テーマ別セッションが設けられ、参加者は「採用」「育成/定着」「地方」という具体的な議題についてディスカッションを通じて実践的な知識を得ることができます。各セッションのモデレーターはやまとごころの専門家が務め、業界のリーダーたちとの深い議論が展開されます。

各セッションの登壇者

第一部の基調講演に続いてのセッション1では、求められる人材採用のノウハウを深掘りします。GEN HOSTELの大矢雄一郎氏を始め、BOJの笹島健太氏、Haginoの坪井悠起氏といった各社のキーパーソンが登壇し、新たな採用手法や実績を共有します。

セッション2では、組織育成や定着に焦点を当て、全国の観光業界における成功事例や、持続可能な組織文化の構築法について討議されます。ここには、MATCHAの青木優氏、エクスポート・ジャパンの高岡謙二氏、Nazunaの渡邊龍一氏が参加します。

最後のセッション3では、地方での人材確保の戦略が取り上げられます。地域おこし協力隊として活動する後藤永行氏や、LOCAL RESORTSの中弥生氏、ダイブの野方慎太郎氏が登壇し、地方に特化した人材育成や採用の工夫について意見を交換します。

サミット開催の背景

このイベントの背景には、観光・インバウンド業界がコロナウイルス収束後に急速に回復しつつあるという現状があります。訪日客数はこれからの数年間で再び過去最高を更新する予測もあり、その一方で「人材不足」が業界の深刻な課題となっています。観光施設での客様満足度が低下する原因ともなり、運営に支障をきたすケースも発生しております。

そのため、サミットでは、観光業のリーダーたちが集まり、活況を呈する中で人材の採用・育成・定着について具体的かつ実用的な対策を模索する機会となります。