HRガバナンス・リーダーズ株式会社、持続可能な経営をサポートする新たな挑戦
HRガバナンス・リーダーズ株式会社、持続可能な経営をサポートする新たな挑戦
2020年10月1日、HRガバナンス・リーダーズ株式会社(HRGL)が業務を開始しました。この会社は、三菱UFJ信託銀行の支援を受けて設立され、企業がサステナブルな経営を実現するためのコンサルティングを専門に行っています。設立日自体は2020年4月1日ですが、実際の業務が開始されるのは10月1日からです。
HRGLのビジョンは、企業の持続的な成長と中長期的な企業価値の向上をサポートすること。そのために重要な役割を果たすのが、HRガバナンスに関連した各種コンサルティング業務です。具体的には、サステナビリティ、戦略・リスク・監査、指名・人財、報酬という4つの主要領域でサービスを提供します。
新型コロナウイルスの影響により、企業のサステナビリティ経営がますます重要視されています。このような状況のもと、HRGLはクライアント企業のコーポレートセクレタリー機能を強化し、取締役会改革を支援します。さらには、マルチステークホルダーとの信頼関係の構築や、ESGやデジタルトランスフォーメーションの推進を通じて、企業の価値向上を図ります。
コンサルティング業務の内容
HRGLは、具体的な業務として以下の4つの領域に注力しています。
1. サステナビリティ領域
クライアント企業の取締役会がサステナビリティを考慮したガバナンス機能を強化するため、さまざまな委員会に参加して議論の質を高め、投資家エンゲージメントの強化やESG評価の向上を支援します。
2. 戦略・リスク・監査領域
経営戦略とそのリスクについてのガバナンス機能を促進し、関連するポリシーの策定や信頼性のある監査体制の構築をサポートします。
3. 指名・人財領域
クライアント企業の人材投資戦略においても、取締役会が効果的なリーダーシップを発揮できるように助言し、CEOサクセッションプランの策定などを行います。
4. 報酬領域
経営者報酬に関連するガバナンス機能を強化するため、競争力の高い報酬体系の設計やインセンティブ報酬の導入を支援します。
このように多岐にわたるサポートを提供することで、HRGLはクライアント企業の持続的成長を加速させることを目指しています。特に、取締役会が社会的な視点を持ち、リーダーシップを発揮することが重要であり、HRGLはそのアドバイザーとしての役割を果たします。
統合的な視点での支援
HRGLの最大の強みは、CEOや取締役会議長の良きパートナーとなり、サステナビリティ視点での深く、濃く、長いストーリーコンサルティングを提供できる点です。これにより、企業は単なる利益追求ではなく、社会課題の解決にも寄与し、持続可能な経済の実現を目指します。
HRGLは、これからの企業経営において必須となるサステナブルなアプローチを提案し、企業と社会の両方の発展に貢献することを目指します。その活動を通じて、「循環型社会」を実現するための一翼を担っていくことでしょう。
会社情報
- 会社名
-
HRガバナンス・リーダーズ株式会社
- 住所
- 東京都千代田区丸の内1-4-5
- 電話番号
-
03-6822-5963