キリンビールブランド「SPRING VALLEY BREWERY」の大規模リニューアル
キリンビール株式会社が手がけるクラフトビールブランド「SPRING VALLEY BREWERY」が、品々から新たな魅力を引き出すリニューアルを実施します。この改変は2025年3月に始まりますが、まず注目すべきは「JAPANエール 香」とその中身、パッケージの新デザインです。
リニューアルのコンセプト
リニューアルの目的は、顧客にとってクラフトビールをもっと身近な存在にし、その魅力を広めることです。ビールがもたらす楽しみを通じて多くの人々の生活を豊かにするために、「SPRING VALLEY BREWERY」は「新しいおいしさ」と「品質へのこだわり」に焦点を当てています。これにより、多くの人々が手に取る機会を増やし、ブルワリーとしての役割を強化しています。
新商品の特徴
新商品「JAPANエール 香」は、「日本人に合う本当においしいビール」をテーマに、2023年10月に発売されました。このビールには、国内での品種開発を経て生まれた日本産ホップ「MURAKAMI SEVEN」と「IBUKI」を使用しています。このホップは世界的に評価される「香り」にこだわって造られています。特に「MURAKAMI SEVEN」は、希少価値が高く、和柑橘のような繊細で爽やかな香りが特徴です。これにより、「JAPANエール 香」は既存のビールと一線を画す味わいを実現しました。
味わいの特長
リニューアルされた「JAPANエール 香」では、ムラカミセブンの使用量を増やし、ホップの添加タイミングを微調整することで、苦味や後渋味を抑えつつ、より一層すっきりとした飲み口が強化されています。この工夫により、クラフトビールが持つ本来の魅力を引き立てることに成功しました。
一方、「豊潤ラガー 496」と「シルクエール 白」もリニューアルされ、パッケージデザインを一新。色合いや質感を変更することで、各商品の個性を際立たせています。特に、「JAPANエール 香」には「MURAKAMI SEVEN」を使用していることを強調するアイコンも備えています。
クラフトビールとの接点を広げる取り組み
キリンビールはパッケージの変更のみならず、さまざまな活動を通じてクラフトビールの魅力を広めようとしています。国内ブルワリーとの共同開発や飲食店での展開、また各種イベントを通じて、クラフトビールをまだ経験したことのない新たな顧客層にもアプローチしていく考えです。これにより、次の時代のビール文化作りにも貢献することを目指しています。
新たなビール体験の創出
「SPRING VALLEY BREWERY」のリニューアルは、新しいおいしさや楽しみ方だけでなく、ビールにまつわるストーリーや香りを感じてもらう機会を提供します。これにより、ただの飲み物を超え、人々の感情や思い出と結びつく存在へと昇華させることを目指しています。春には、変貌を遂げた「SPRING VALLEY BREWERY」を通じて、この新たなビール体験をぜひお楽しみください。
商品概要
- JAPANエール 香
- 豊潤ラガー 496
- シルクエール 白
- - 発売日: 2025年12月の製造分から順次切り替え
- - 容量: 350ml缶、500ml缶、Tap Marché(3Lペットボトル)など
- - 価格: 350ml缶:245円、500ml缶:325円(税抜き)
- - アルコール分: JAPANエール 香 6%、豊潤ラガー 496 6%、シルクエール 白 5.5%
リニューアルの背景には、ビール業界の変化に対応し、愛されるクラフトビールを更に多くの人に届けるという想いが込められています。今後も「SPRING VALLEY BREWERY」に注目です。