ファイナンシャルスタンダード、預り資産2,500億円突破
ファイナンシャルスタンダード株式会社(東京都千代田区)は、2025年8月末時点で仲介する預り資産の残高が2,500億円を超えたと発表しました。これは、同社設立以来の重要なマイルストーンであり、継続的な成長を示しています。
預り資産の推移
ファイナンシャルスタンダードは2012年に設立されて以来、仲介する預り資産残高の成長を400億円単位で計測してきました。それぞれの節目となる期間は次の通りです:
- - 2019年9月:500億円(設立から7年)
- - 2022年9月:1,000億円(500億円達成から3年)
- - 2024年1月:1,500億円(1,000億円達成から1年4カ月)
- - 2024年10月:2,000億円(1,500億円達成から9カ月)
これまでの成長を振り返ると、今回の2,500億円達成は、2,000億円から僅か10か月での成果となります。この急成長の背景には、同社の営業方針や雇用形態が大きく影響しています。
市場アプローチの革新
ファイナンシャルスタンダードは、他の金融機関との違いを明確にするため、従来の投資手法とは異なるアプローチを取っています。特に、「短期的な取引や個別株式の推奨を行わない」、「仕組債や新興国通貨建ての債券を提案しない」といった方針は、顧客からの信頼を得る取り組みとして非常に効果的です。また、無駄な情報や誤解を避けるため、「相場の話をしない」ことを徹底しており、長期的な資産運用に専念する姿勢が強調されています。
従業員との関係性
顧客との長期的な信頼関係を築くため、ファイナンシャルスタンダードは従業員を業務委託ではなく、継続的な正規雇用として迎え入れることを重視しています。これは、従業員が会社のビジョンや長期的な営業方針を理解することを助けており、結果的に質の高いサービスの提供を実現しています。
また、ポートフォリオマネージャーや不動産鑑定士といった専門家を社内で育成し、組織全体の資産コンサルティング能力を高めることで、顧客に対する包括的なサービスを提供しています。
未来への展望
ファイナンシャルスタンダードは、仲介する預り資産の成長においても急速な軌道を描いています。初めて100億円に達するまでの4年、500億円まで7年、1,000億円まで10年、そして2,000億円まで12年というペースで成長を続けています。今や、2500億円という新たな高みを目指す段階にあります。
この成長を実現した背景には、顧客からの信頼、および信頼できるパートナー企業の存在も大いに影響しています。さらに、政府が推進する資産運用立国の実現に向けた政策も、同社にとって新しいビジネスチャンスとなることでしょう。
今後もファイナンシャルスタンダードは、顧客のために利益を最大化するサービスを提供し続けることで、さらなる飛躍を計画しています。顧客との長期的な関係を築く姿勢を貫き、未来への成長を見据えたアプローチを続けることが期待されています。
会社情報
ファイナンシャルスタンダード株式会社は、特定の金融機関に依存しない独立系ファイナンシャルアドバイザーです。2012年の設立以来、個人のお客様に対してゴールベースアプローチに基づいた資産運用サービスを提供しており、顧客数は9,368名、仲介預り資産は約2,502億円に達しています。 公式サイトは
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