BRANU株式会社が新たにAI技術顧問を迎える
2023年10月、BRANU株式会社が西脇靖紘氏をAI技術顧問として迎えたことを発表しました。同社は「建設業界をテクノロジーでアップデートする。」というビジョンを掲げ、業界の構造的な課題に取り組んでいます。
「On AI」とは
BRANUの「On AI」は、AI活用による建設業の現場の切り替えや変革を進めるための指針です。CAREECON Platformにおけるすべての製品は、AIを前提とした開発と運用が行われます。これにより、建設業界で長年抱えている人手不足や属人化、収益性の低さといった課題に対し、抜本的な変革を実現します。単なる技術導入に留まらず、AIが普及する“AIネイティブ”環境の構築も目指しています。
西脇靖紘氏の略歴
西脇氏は早稲田大学大学院を卒業後、2010年にColtテクノロジーサービスに入社し、以後様々な企業でCTOや技術顧問を歴任しました。情報通信分野での豊富な経験を持つ彼は、技術顧問としての専門性を生かし、BRANUに新たな視点をもたらします。彼の背景には、様々な業界や技術領域での開発・組織支援経験があり、AI分野には特に注力しています。
西脇氏のコメント
西脇氏は、「BRANUと共に建設業界の常識をアップデートする挑戦をすることができ、大変光栄です。特に、建設業という巨大産業のDXに真正面から取り組む姿勢には感銘を受けている」と述べています。彼は、AIやデータを駆使して業界全体の生産性と創造性を向上させる同社のビジョンに共感し、プロダクトの進化を通じて現場の常識を変えていくことを目指しています。
CAREECON Platformについて
BRANUの「CAREECON Platform」は、建設業界向けのマッチングサイトと統合型ビジネスツールから成るDXプラットフォームです。具体的には、建設事業者向けマッチングサイト「CAREECON」と、マーケティング、採用管理、施工管理、経営管理を行う「CAREECON Plus」を提供しています。契約社数は5,000社を超えており、SMB向けに特化した機能も充実しています。
BRANU株式会社の理念
BRANUは2009年に設立され、建設業向けのデジタルトランスフォーメーション事業を推進しています。代表取締役社長の名富達哉氏が率いるこの企業は、建設業界のDXを加速させるための様々なサービスを提供し、新たな価値創出に努めています。
社会インフラを支える建設業界において、ICTの導入やDX推進が進みにくい状況に対し、BRANUのようなスタートアップが新しい風を吹き込む意義は非常に大きいです。西脇氏は、BRANUの挑戦に寄与し、今後の建設業界の未来を共に創り上げていく所存です。