ハワイ-日本姉妹州・都市サミットに向けた新たなパートナーシップ
2026年5月、ハワイのホノルルで開催される予定の「第2回ハワイ-日本姉妹州・姉妹都市サミット」に向け、日本航空株式会社(JAL)とハワイ日米協会(JASH)が連携協定を締結しました。この協定は、両者が持つ独自の資源や強みを活用し、日本とハワイ間の文化、経済、社会的交流を深化させることを目的としています。
JALは、日本国内の鉄道や航空インフラの整備を積極的に推進し、70年以上にわたってハワイとの強固な関係を築いてきた航空会社です。その役割として、JASHが主催するサミットに参加し、日本側の事務局として自治体との橋渡しを行い、姉妹都市としての関係をさらに強化する支援を行うことになります。これにより、両地域間のさらなる交流促進を図ります。
サミットの意味と目的
この姉妹州・姉妹都市サミットは、2023年7月に開催された第1回サミットを受けており、ハワイの州知事や各郡の市長、日本からは22の自治体が参加しました。各参加者は、教育や持続可能エネルギー、観光、ビジネスなど多岐にわたるテーマで意見を交わし、友好関係の強化と相互理解を深めました。今回の協定締結は、これらの活動を基盤とし、さらなる交流の拡大を目指すものです。
JASHの役割と目標
ハワイ日米協会(JASH)は、日米の友好関係を深化させ、経済文化交流を促進することを目指す組織です。パンデミックからの回復が進む中、日本とハワイの間での交流の活性化が求められています。両者の関係強化を通じて、互いに有益なパートナーシップをさらに発展させることが望まれています。
JALの役割
JALは、日本とハワイの文化的および経済的なつながりをより強固にするため、様々な施策を展開しています。特に、1954年から今に至るまで続くハワイ線の運航は、両国間の画期的な交流の一環であり、航空業界の革新を通じた新たな価値創造に寄与しています。また、日本国内では、ハワイ日米協会の事務局を務めることになり、自治体との連携を一層強化していく計画です。
重点項目
本協定に基づいて、JALとJASHは以下のような具体的な取り組みを進めていく予定です:
1. 日本の事務局としての支援:JALが日本国内での事務局としてJASHを支援し、両国の連携を強化する。
2. 既存の姉妹都市関係の深化:すでに姉妹都市の関係を持つ自治体間の交流を深め、さらなる関係構築を推進。
3. 新たな姉妹都市提携の拡大:ハワイと日本の新しい都市間での姉妹都市提携を積極的に拡大。
4. サミットの開催を通じた交流強化:2026年の「第2回ハワイ-日本姉妹州・姉妹都市サミット」を通じて、日本とハワイ間の交流をさらに深めていく。
本協定は、両者によって構築される新たな交流の架け橋となり、今後の展開に多くの期待が寄せられています。