新たなAI時代の幕開け！応答フロー自動生成を実現した「AIto」

メディアリンク株式会社の新たな取組み

日本のテクノロジー業界において、メディアリンク株式会社が提供するAIエージェント「AIto」は、カスタマーサポートの未来を切り開く存在へと進化を遂げています。最近、同社は「AIto」のチャットボットに新機能「AIエージェント設定機能」を追加し、応答フローの自動化を実現しました。これにより、カスタマーサポートの効率が飛躍的に向上する見込みです。

「AIto」とは？

「AIto」は、AIによるカスタマーサポートを可能にするエージェントです。メディアリンクが提供する生成AIサービス（チャットボット、FAQ検索システム、メールボット、ボイスボット）が統合され、共通のナレッジデータベースを基にあらゆるサポートチャネルで顧客を支援します。AIを利用したサービスが複数接続されることで、顧客のニーズに迅速に対応できるようになっています。

新機能の概要

「AIエージェント設定機能」では、特に以下の2つの手法を導入しています：

1. 自動作成
- わずか3ステップの情報選択・入力で応答フローを自動生成できる機能。従来の煩雑な初期設定やシナリオ設定は不要で、専門知識がなくとも導入が容易です。

2. ツリー形式で設定
- 可視化されたツリー形式で応答フローを設定できるため、直感的に管理可能です。柔軟に変更ができ、変化するニーズに瞬時に対応できます。

両手法は併用可能であり、基盤となるフローを自動作成した後に、細かい部分をツリー形式でカスタマイズすることもできます。これにより、複雑なフロー設定も効率よく進められるようになります。

「AItoChat」について

「AIto」は、特に「AItoChat」と呼ばれる新世代のAIチャットボットに注目されています。RAG技術とLLMを統合し、ユーザーの質問や発言に基づいてその場に最適な回答を生成します。自社ナレッジをしっかりとデータベース化しているため、正確で迅速な応答が可能です。

メディアリンクのビジョン

「AIto」が目指すのは、単なる自動応答ツールではなく、利用者と共にカスタマーサポートを進化させていく存在です。今回の機能追加によって、業務プロセス全てをAIで自動化できる日も遠くないと感じられます。今後もメディアリンクは真に自律してカスタマーサポートを行うAIエージェントの開発に注力していく予定です。

会社情報

メディアリンク株式会社は、東京都港区に本社を置き、2009年に設立されました。コールセンターシステムやチャットサポートツールなど、「ビジネスコミュニケーション」に特化したシステムの開発およびコンサルティングを行っています。提案する技術はいずれも、顧客サービスの質を向上させることを目的としています。

新機能の導入によって、「AIto」はますます進化しており、カスタマーサポートの分野における先駆者としてその存在感を高めています。今後の展開にも大いに期待が寄せられています。