平和を願うピースマッチ
2024-08-13 12:02:07

広島と長崎のU-15サッカーで平和を願った特別なピースマッチ開催

広島と長崎のU-15サッカー代表によるピースマッチ開催!



2019年よりスタートした広島と長崎のU-15サッカー代表によるピースマッチが、今年も8月7日に「HiFA 平和祈念2024 Balcom BMW PEACE MATCH」としてエディオンピースウイング広島で行われました。このイベントは、デンマークのスポーツブランドであるhummel(ヒュンメル)がピースユニフォームを担当し、サッカーを通じた平和のメッセージ発信が目的です。

平和学習の実施



試合に先立ち、選手たちは広島平和資料館を訪れ、平和の意義について学ぶ貴重な機会を持ちました。平和公園では、選手たちが共に献花を行い、平和の祈りを捧げました。選手たちは展示物を見学しながら、犠牲になった子どもたちについて感想を共有、サッカーができることのありがたさを強調しました。「たくさんの犠牲になった子どもの展示を見て、夢を持ってサッカーができることを当たり前ではないと思った」と語る選手もおり、平和学習の成果が見られました。

ピースセレモニーの行われる場面



試合前に行われたピースセレモニーでは、広島市立五日市観音中学校の生徒たちが登壇し、「私たちも、被爆者の声に耳を傾け、原子爆弾の悲惨さを次の世代に語り継いでいきます」と宣言しました。今西陽埜さんと川島琉華さんは、「このフィールドからすべての人々が『平和』を感じる喜びと、自由に夢を語れる世界を築くことを宣言します」と述べ、平和への強い想いを語りました。

市長の期待と選手へのメッセージ



ピースマッチの発起人である松井一實広島市長は、参加した選手たちに向けて「サッカーを通じて平和に感謝すること、日常を通じて平和について考えることを実践し、『ヒロシマ・ナガサキの心』を発信するアスリートになってほしい」と期待の言葉をかけました。選手たちには、平和だからこそできるサッカーの喜びを発信してほしいという願いも込められていました。

試合の結果と振り返り



試合は、広島県代表がアディショナルタイムにも加点し、最終的に5-1で勝利しました。広島の朝田真生監督は、「この世界では平和が当たり前ではない。その中で試合を通じて色々な想いを持ってプレーしてくれたと思います」と選手たちの努力を評価しました。また、監督は「このステージがゴールではないので、ミスを恐れず、さらなるチャレンジをしてほしい」と、今後の活躍に期待を寄せました。

ヒュンメルの取り組み



ピースマッチのエキップメントパートナーであるヒュンメルは、平和のシンボルである原爆ドームと平和祈念像をデザインしたユニフォームを提供しました。ユニフォームには、平和のメッセージ「SHARE THE PEACE」が込められ、胸には国連訓練研究所(ユニタール)のロゴも刻まれています。

このピースマッチは、広島県サッカー協会にとって特別な意味を持つ大会となっています。選手たちが平和について思いを馳せ、サッカーを通してこの想いを伝えることが重要であると、協会の宗政潤一郎会長は強調しました。

ヒュンメルは、ブランドミッション「Change the World Through Sport.(スポーツを通して世界を変える)」を掲げ、今後も平和に関する取り組みを継続して行っていくとしています。サッカーを通じて世界をより良いものにするための努力は、これからも続いていくのです。

ヒュンメルの歴史



ヒュンメルは1923年に設立され、世界初のスタッド付きスパイクを開発したことで知られています。「hummel」という名前は、飛ぶことができないとされるマルハナバチに由来し、努力を重ねることで可能になるという意味も込められています。100年の歴史を持ちながら、常に新たな挑戦を続けています。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

画像9

画像10

画像11

画像12

画像13

画像14

画像15

会社情報

会社名
株式会社エスエスケイ
住所
大阪府大阪市中央区上本町西1丁目2番19号自社ビル
電話番号
06-6768-1111

トピックス(スポーツ)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。