岡山の挑戦
2025-03-25 10:56:53

岡山の工業高校生が挑む!幻の高級魚とバナナのアクアポニックス

岡山の工業高校生が新たな挑戦!次世代アクアポニックスの実現へ



岡山県立東岡山工業高等学校が行っている取り組みが注目を集めています。この高校では、次世代アクアポニックスという新しい農法を用いて、幻の高級魚『タマカイ』の養殖と国産『バナナ』の水耕栽培を行っています。この試みは、令和七年度から始まったもので、現在で4年目を迎えています。もし成功すれば、世界初の試みとなることが期待されています。

アクアポニックスとは?


アクアポニックスは、海水魚の養殖と農作物の水耕栽培を同時に行う有機的な農法です。特に本校が採用している『好適環境水』という特別な飼育水は、淡水魚と海水魚を育てるための理想的な環境を提供します。この方法により、魚の養殖と野菜の栽培が水循環によって成り立ち、持続可能な農業の一つとして注目されています。

現在の状況と今後の展開


現在、『タマカイ』の成長とともに、高校側では設備拡張が急務とされています。特にバナナの水耕栽培面積の拡大も視野に入れており、クラウドファンディングを通じて新たな養殖研究設備を導入する計画が進んでいます。

この活動は、岡山県内では高校によるクラウドファンディングとして初の試みであり、全国的にも稀なケースです。公立高校が予算に限られながらも新しい挑戦をしている姿勢は、学生たちにとって教育の質を高める大きな一歩となるでしょう。

過去の成果と評価


これまでの取り組みは、多くのメディアにも取り上げられ、さらには岡山ガス株式会社主催のビジネスプランコンテストでサイエンスエコロジー賞を受賞するなど、高校生たちの努力が評価されています。2024年冬には、初めて養殖した『メバル』を県内の飲食店に出荷することができる予定であり、大きな成果に向けて着実に進展しています。

プロジェクトの詳細とクラウドファンディングの特典


このプロジェクトは、令和7年3月17日から5月31日までクラウドファンディングが行われており、様々なサポートプランが用意されています。具体的には、3,000円以上の寄付に対して感謝のメッセージや活動報告などが送られ、法人向けプランでは企業名の掲示やワッペンの縫い付けも行われるとのことです。

このように、未来のプロジェクトが一つずつ形になりつつある岡山の工業高校。彼らの挑戦が成功すれば、持続可能な農業の新たな道を切り開くことでしょう。これからの展開に目が離せません。


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会社情報

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岡山県立東岡山工業高等学校
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