カーボンニュートラル連携
2025-04-04 10:30:43

八女市とバイウィルがカーボンニュートラル推進で連携協定を締結

八女市とバイウィルが実現する持続可能な未来



2025年4月3日、福岡県八女市で株式会社バイウィルと八女市の間で「八女市におけるカーボンニュートラル及びサーキュラーエコノミー実現に向けた包括連携協定」が結ばれました。この協定締結式は八女市役所にて行われ、八女市の市長簑原悠太朗氏とバイウィルの執行役員である齋藤雅英氏が出席しました。

■ 目指すはカーボンニュートラルの実現
この協定に基づき、両者は環境価値の創出と流通、さらには新たなビジネスモデルの構築に向けて連携していくことになります。八女市は2050年を見据え、「八女市地域エネルギービジョン」を策定し、公共施設への太陽光発電の導入や地域資源を生かした再生可能エネルギーの開発を進めています。

バイウィルは、環境価値創出支援において、特にJ-クレジットと呼ばれる制度を利用して、脱炭素活動を活発化させる取り組みを促進します。J-クレジットは、脱炭素活動を通じて得られた温室効果ガスの削減量などを「クレジット」として国が認証したもので、これを通じて企業がカーボン・オフセットに利用できる仕組みです。バイウィルはこのJ-クレジットの創出から流通までを支援し、「地産地消」の観点から地域の脱炭素化に寄与します。

取り組みの内容と背景


この連携協定の内容には、環境価値に関する情報やサービスの共有、脱炭素経営モデルの新たな創出、さらには双方が認める事項への協力が含まれています。八女市は、地域の基幹産業である農林業と新たなエネルギー関連産業の振興を目指し、災害耐性のある環境を作ることを基本に持続可能な社会を目指しています。

八女市が掲げる「美しいふるさとづくり」と「強靭で安全な環境づくり」には、森林による炭素吸収量の維持・向上が重要です。これは同市の第5次総合計画においても強調されています。本協定は、これらの取り組みをJ-クレジットの創出と活用に繋げ、さらなる脱炭素活動の推進に寄与するものとなっています。

今後の展望


今後、八女市とバイウィルは、特にLED設備の導入を通じてJ-クレジットの創出を進めていく予定です。具体的には、まずはLED設備の設置から開始し、その後さまざまなJ-クレジットの創出方法を模索していきます。

バイウィルは、八女市におけるJ-クレジット創出プロジェクトの登録や申請からモニタリング、さらには生まれたクレジットの販売までをシームレスにサポートしていく方針です。これにより、八女市は福岡県内外での脱炭素化を加速させることが期待されています。

会社概要


八女市の公式ウェブサイトや、バイウィルのウェブサイトを通じて、今後の進展についての情報が提供される予定です。それぞれの公式ホームページでは、詳しい取り組みや今後の計画についての最新情報が確認できます。

八女市については、こちらから、バイウィルに関してはこちらをご覧ください。


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会社情報

会社名
株式会社バイウィル
住所
東京都中央区日本橋2-3-21群馬ビル6階
電話番号
03-6262-3584

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