リチウムイオン電池のインピーダンス測定セミナー
シーエムシー・リサーチが主催する特別セミナー「バッテリーマネジメント用リチウムイオン電池のインピーダンス測定の考え方」が、2024年10月8日(火)に開催されます。講師には山形大学の准教授、立花和宏氏をお招きし、リチウムイオン電池におけるインピーダンス測定の基礎から応用まで、幅広い知識を学べる内容が予定されています。参加方法は、オンラインのZOOMを通じたライブ配信形式です。
セミナーの概要
このセミナーでは、基本的なインピーダンスの理論だけでなく、実際に稼働しているバッテリーシステムでのモニタリング手法についても詳しく解説します。受講者は、以下のようなテーマに触れることができます:
- - インピーダンスの基礎知識
- - 数学的な基礎考察とコンピュータの活用法
- - 実稼働電池からのデジタル情報収集に関わるノウハウ
- - 機械学習を用いたディープラーニングへの応用可能性
このセミナーは、バッテリーマネジメントに関わる研究者や技術者、開発者にとって、大変有意義な機会です。知識の深化と実践的な技術の習得が期待できる内容となっております。
料金と参加方法
参加費用は、一般で55,000円(税込)、メルマガ会員は49,500円(税込)、アカデミック価格は26,400円(税込)です。受講料には、資料が含まれています。申し込みは、シーエムシー・リサーチの公式サイトから行えます。以下のリンクにアクセスし、必要事項を記入してお申し込みください:
セミナー申し込みページ
参加者には、後日視聴用のURLが送信されるため、都合の良い時間に再度講義を受けることも可能です。
セミナープログラムの詳細
セミナーは、以下のプログラムで進行されます:
1. インピーダンスと電池の基礎
- 電池の起電力と内部抵抗
- 電池の構造とインピーダンスの関係
- 材料物性値とインピーダンスの関係
- ボーデプロット及びコールコールプロット
2. 電池のモニタリングにおけるインピーダンスの応用
- 電流センサーによる測定
- 組電池の電圧測定
- AD変換とDA変換の理解
- GPSを利用した能動的制御とモニタリング技術
3. インピーダンスと数学
- フーリエ変換について
- 離散変換とサンプリング技術
- 数式処理ソフトの活用法
4. 電池のモデル作成
- 等価回路を用いたアプローチ
- クラウドデータロガーを利用したビッグデータ化
- 電池モニタリング用のネットワークインフラ。
- 機械学習とビッグデータを活用したモデリング手法
このように、多彩なテーマで構成されたプログラムは、参加者の技術力向上に寄与することを目的としています。
講師の紹介
立花和宏氏は、山形大学工学部で准教授として、長年にわたり電池工学における研究に従事しています。彼の専門的な知識と実務経験が、参加者にとって貴重な学びの場を提供することでしょう。
このセミナーは、リチウムイオン電池やバッテリー技術について深く理解したい方に絶好の機会です。興味がある方は、ぜひお早めにお申し込みください。