東京都が提供する英文情報開示支援事業の新たなチャンス

東京都では国際金融都市の実現に向け、英文情報開示支援事業「Disclosure G」が開催されます。今年度も新たな企業の参加を募集しています。この事業は、新興市場で時価総額が比較的小さな企業に対し、エクイティ・ストーリーの構築支援、決算関連資料の作成アドバイスおよび英訳支援、海外投資家とのコミュニケーションのアドバイスなど、多岐にわたるIRサポートを行います。特に、今年度からは「IR動画」の制作支援が新たに加わり、企業の魅力や取り組みを最大3分の動画形式で紹介し、海外の投資家にアプローチする機会を提供します。応募にはいくつかの要件があり、合格した企業には支援プログラムが実施されます。数字で見ると、2025年4月時点で時価総額が1,000億円未満であり、親会社が東京証券取引所プライム市場に上場していない企業が対象です。 特に注目すべき点は、東京都に本店や支店、営業所があることと、海外投資家向けのIR活動ができる体制を整えているか、整える計画があることです。加えて、ESG要素を考慮した持続可能な事業運営への意欲も求められています。 また、過去にこの機構から英文情報開示支援を受けていないことも条件の一つです。当該プログラムへの応募は、2025年5月7日までに行う必要があります。詳細は公式ウェブサイトでのご確認をお勧めします。さらに、プログラムに関心をお持ちの企業向けに事前説明会を開催します。参加はオンライン(Zoom)で、5月12日と20日の2回、各12時から13時に開催されます。申込みはウェブサイトから可能ですが、事前説明会に参加しなくても応募はできます。選定された企業数は約15社を予定しており、応募が予想を超えた場合、早期に受付が終了することもあり得ます。この支援活動を通じて、企業が国際的な舞台での存在感を高め、持続可能な成長を目指していくことが期待されます。 東京国際金融機構(FinCity.Tokyo)では、地域金融の高度化や国際競争力の強化に向けた取り組みを進めており、関心のある企業はぜひこの機会に参加を検討してみてはいかがでしょうか。お申し込みは公式サイトを経由してください。今後も続々と発信される情報を見逃さず、積極的なIR活動を展開していきましょう。

会社情報

会社名
一般社団法人東京国際金融機構
住所
東京都中央区日本橋兜町6-5 平和第6ビル 3F
電話番号
03-5614-0183

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