シントトロイデンVVと光南溶工のパートナーシップ
ベルギーのサッカークラブ、シント=トロイデンVV(STVV)は、この度、岡山県岡山市に本社を持つ株式会社光南溶工と2024-2025シーズンのコーポレートスポンサー契約を結んだことを発表しました。この契約は2020-2021シーズンから続くもので、5シーズン目を迎えることとなります。
光南溶工は、公共インフラ工事や産業用機械、プラント向け設備の設計・製作・据付工事を手掛けている企業です。社のビジョンについて、代表の山本誠氏は「今より安全で安心できる豊かな社会環境を目指し、果敢にチャレンジを続ける」と語り、その思いがSTVVの「ここから、世界へ」というビジョンと共鳴していることを強調しました。
公式コメントでは、「選手やスタッフ、サポーターが一丸となってより良い未来に進んでいくことを願っている」と、サッカーチームへの支援の意義も述べられています。光南溶工はモノづくりのパイオニア企業として、スポーツ界でも積極的に貢献していく意向を示しています。
シント=トロイデンVVの概要
シント=トロイデンVVは、1924年に創立されたベルギーのプロ・リーグ1部に所属するサッカークラブで、2017年にDMM.comが経営権を取得しました。その後の改革を進め、2018年からは元FC東京GMの立石敬之氏がCEOに就任し、トップチームの強化、アカデミーの充実、スタジアムの拡充などの5つの柱を掲げて成長を目指しています。
2023-24シーズンでは、勝ち点40を獲得し、9位でシーズンを終える結果となったものの、ヨーロッパ・プレーオフでは3位を獲得するなど、再び飛躍の兆しを見せています。多くの日本人選手や指導者が在籍していることでも改めて注目されているクラブであり、国際的な舞台でのさらなる成長が期待されています。
光南溶工の企業情報
光南溶工は、岡山県岡山市に根ざした企業で、水門や除塵機などの公共インフラ工事、産業用機械の設計・製作を行っています。厳しい社会ニーズに応えるため、技術革新に注力し、安全性と快適な社会環境の実現に向けた挑戦を続けています。公式サイトには、各種事業内容や会社の理念が詳しく掲載されており、より多くの企業とのコラボレーションによって、社会全体の発展に寄与する姿勢が伺えます。
今後の展望
シントトロイデンVVと光南溶工のスポンサーシップ契約は、両社にとって互いに利益をもたらす重要な取り組みです。光南溶工は、サッカーの発展だけでなく、地域社会のインフラ整備にも貢献していくことが求められています。一方で、STVVも新たな成長を遂げながら、日本とベルギーの架け橋としての役割を更に強化していくことでしょう。これからもその進展に期待が寄せられます。