マーケティングDXを実現する新たな一手
株式会社WACULが提供するフリーランスのマーケター人材紹介サービス「MarketerAgent」を、ネットプロテクションズが導入しました。このサービスは、データを基にした戦略的なマーケティングを実行するための貴重なリソースを提供しています。金融業界において最先端の後払い決済サービスを展開しているネットプロテクションズは、導入後に具体的な成果を上げており、その詳細に迫ります。
導入の背景と課題
ネットプロテクションズは、2016年にインサイドセールス部門を設立して以降、業績を順調に伸ばしてきました。しかし、多様な活動を行っている中で、どのポイントに対策が必要なのかを明確にしきれていないという課題を抱えていました。経営陣は内部リソースは十分に確保しているものの、その活用が不十分であることに懸念を持っていました。そこで、社内専務と話し合い、「MarketerAgent」の導入に至りました。
導入後の成果
「MarketerAgent」のサービスを活用することで、セールスチームはフォローしきれなかった案件をインサイドセールスが受け持つ体制を構築しました。この結果、商談のリサイクルが実現し、2022年度下半期と2023年度下半期を比較したところ、商談件数が驚くことに400%も増加しました。この成長は、明確な戦略と実行可能なプランのもとに行われたものです。
ネットプロテクションズの意見
執行役員の田中氏によると、今後のBtoBマーケターは、明確なキャリアパスを意識しなければキャリアアップが難しいとのことです。具体的な成果を出すためには、一般的なマーケティングエージェンシーのサービスでは限界があり、「MarketerAgent」のようにニーズに応じた専門家をマッチングできる仕組みが非常に価値があると語ります。
シニア・アカウントエグゼクティブの鈴木氏は、インサイドセールスの商談数が増えたことで、受注に結びつけるべくフィールドセールスチームと連携を強化していると述べています。彼は、最終的に全社の目標達成に寄与することを目指していると語っています。
今後の展望
ネットプロテクションズでは、他の決済サービスにもこの成功事例を応用できる余地があると考えています。今後、どのような切り口で新たな成長を実現できるかは、具体的な戦略が求められています。「MarketerAgent」を通じた新たなマーケティングの可能性について、今後の展開が期待されます。
まとめ
「MarketerAgent」は、WACULが培ったノウハウとクリエイティブなマーケティング人材を企業に提供することで、企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)を支援しています。ネットプロテクションズの事例は、その具体的な成功を示すひとつの鍵であり、今後の業界全体にインパクトを与えることでしょう。