コラーゲンペプチド・ファクトブックが発行されました
2023年2月12日、日本ゼラチン・コラーゲンペプチド工業組合から「コラーゲンペプチド・ファクトブック」が発行されました。このファクトブックは、美肌、骨や関節の健康、血管や血糖、毛髪や爪に至るまで、幅広い分野におけるコラーゲンペプチドの効果を紹介するものです。相当数の研究が掲載されており、中でも18件の代表的な研究について詳しい情報が提供されています。
コラーゲンペプチドの重要性
コラーゲンペプチドは、特に美肌効果が期待されることで知られています。2000年代以降、この成分は食品や化粧品の分野で急速に人気を博し、女性消費者を中心に高い支持を集めています。しかし最近の研究では、その効果は美肌だけにとどまらず、骨や関節の健康、筋肉の維持など、ロコモティブシンドロームへの影響も明らかになっています。これにより、コラーゲンペプチドは多様な生理活性や生体調節機能を持つことが証明されてきています。
最新研究の集大成
本ファクトブックには、学識者からの寄稿があるほか、工業組合の企業、国内外の大学や研究機関からの最新研究も数多く掲載されています。特に、骨や関節の健康におけるコラーゲンペプチドの役割についての研究は、今後の医療や健康管理においても重要な指針となるでしょう。また、コラーゲンおよびコラーゲンペプチドに関連する新たな機能性表示制度の開始を機に、これらのエビデンスをまとめることで、より広範な理解を促進します。
広がる知識と利用の普及
このファクトブックは、全国の公共および大学図書館に2000カ所以上寄贈される予定です。そのため、一般の人々も身近な場所でこの情報にアクセスできる機会が増えます。さらに、工業組合のウェブサイトでもWEBブックとして一般公開され、多くの人が気軽に読むことができる仕組みが整っています。
ファクトブックに含まれる情報は、今後のコラーゲンペプチドの利用や理解の普及に寄与することでしょう。健康や美容に興味を持つ方々にとって、非常に参考になる資料となることが期待されます。
組合紹介
日本ゼラチン・コラーゲンペプチド工業組合(GMJ)は、1964年に設立された団体で、ゼラチンやコラーゲンペプチドの製造業に従事する中小企業の発展を促進するために、様々な事業を行っています。組合の理事長は、旭陽化学工業株式会社の代表取締役社長である田寺康啓氏で、東京都中央区に本部を置いています。
公式ウェブサイトは以下のリンクからアクセスでき、ファクトブックの詳細もオンラインで確認できます: