Kotoznaが新しいデジタルコンシェルジュ「ConcierGAI」を開始
Kotozna株式会社は、2024年9月24日より多言語対応のデジタルコンシェルジュ『ConcierGAI』の提供を本格的にスタートさせます。この新しいサービスは、既存の「Kotozna laMondo」を進化させたものとなっており、企業特有の情報を正確に伝えることに加え、音声入出力機能やアバター機能を実装することで、さまざまな場面や目的に対応可能な顧客サービスを実現しています。
アバター機能の特長
『Kotozna ConcierGAI』は、音声に基づいた会話が可能なアバター機能を備えており、その利用は多岐にわたります。カスタマイズ性が高く、企業のブランドアイデンティティに応じた異なるパーソナリティを表現することができます。これにより、企業独自の声を通じて、情報を正確かつ効率的に伝えることができるのです。
音声処理機能
音声の入出力に関しても高い技術が採用されており、人間と会話をしているかのようなコミュニケーションが可能です。また、オムニチャネル対応がなされており、商業施設のサイネージからモバイル端末に至るまで、オンラインでもオフラインでも活用できます。
実際の活用例
1. 商業施設での多言語案内
商業施設や交通機関のサイネージシステムにおいて、ユーザーはキーボードを使わずに目的地を尋ねられます。これにより、多言語で迅速かつ的確な案内が行えるため、非対面での接客を実現します。
2. ブランドサイトへのキャラクター起用
ブランドサイトには、キャラクターを活用したコンテンツが展開可能です。アニメーションされたアバターは、訪問者の印象を強くし、企業のブランドイメージを一貫して伝える手助けをします。
3. カスタマーサポート
24時間365日対応できる多言語デジタルコンシェルジュとして、顧客の問い合わせにも万全の体制で応じます。これにより、企業は先進的なイメージを築くことができ、顧客満足度の向上に寄与します。
導入目標と今後の展望
『Kotozna ConcierGAI』のサービスは、初年度において2025年12月までに約100件の導入を見込んでいます。特に観光業や宿泊業に加え、介護や物流業界への対応も視野に入れています。Kotoznaの代表取締役である後藤玄利氏は、これまでの実績を踏まえ、今後も生成AI技術の活用を進め、自社のサービスを強化していく意向を示しています。
まとめ
Kotoznaの新しいデジタルコンシェルジュ『ConcierGAI』は、音声技術とアバター機能を駆使することで、顧客サービスの質を向上させることを目指しています。特にインバウンド需要が高まる中、多言語に対応した接客が重要視される現代において、Kotoznaのサービスは新たな時代の顧客サポートを切り拓くことでしょう。