CMプラスとフクダ・アンド・パートナーズ、物流施設建設で提携でアジア展開を加速
CMプラス、フクダ・アンド・パートナーズとの提携
シンガポールのCM Plus Singapore Pte. Ltd.(以下、CMプラス)は、物流及び生産施設の建設において、フクダ・アンド・パートナーズ(以下、ファンドパートナーズ)と提携したことを発表しました。この提携により、日系企業のアジア展開を支援し、両社が持つ技術力を結集することを目指しています。
アジア各国の物流市場の現状
近年、アジア市場ではコールドチェーンやECが急成長し、物流施設の建設が急務となっています。特に、製造業では高層自動倉庫の導入が進み、従来の平置き型倉庫からの移行が進んでいます。これは土地の価格上昇や取得困難に起因しており、ローカル企業も大型物流施設への投資を加速しています。
提携の意義
CMプラスは、製造業向けのエンジニアリングサービスを提供しており、医薬品や食品、電気・電子部品など多岐にわたる分野での強みがあります。一方、ファンドパートナーズは、物流施設の設計やプロジェクトマネジメントにおいて豊富な経験を有しています。この連携を通じて、両社はそれぞれの強みを活かし、アジア地域で新たなサービスを提供することを目指しています。特に複雑化する顧客ニーズに応えるため、専門技術とノウハウを融合させ、エンジニアリングマネジメントを実現します。
両社のビジョン
CMプラスの冨樫経廣社長は、「製造業のお客様のサポートを通じて、日本基準の品質をアジアに拡大していきたい」と語ります。日系物流や小売業に対し、アジアやUSにおいてもエンジニアリング及びコンストラクションマネジメントサービスを提供できることは、新たな喜びであると述べています。
また福田哲也社長は、「両社の強みを結集することで、世界の持続可能な社会に貢献し、人々の生活を支える物流施設を提供してまいります」と意気込みを示しています。
企業概要
CMプラスは、ライフサイエンス産業に特化したプロジェクトマネジメント会社であり、医薬品や化粧品の生産施設の建設に強みを持っています。アジア各国に拠点を持ち、グローバルな支援を行っています。対するファンドパートナーズは、物流施設に特化した設計とプロジェクトマネジメントを手掛け、ミャンマー進出など海外展開にも力を入れています。
まとめ
アジア地域での物流施設のニーズは今後ますます高まると見込まれています。CMプラスとファンドパートナーズの提携は、両社の知識と経験を活かし、顧客に対しより高品質なサービスを提供する大きな一歩となるでしょう。この取り組みを通じて、持続可能な社会の構築にも貢献し、業界の発展を先導していくことが期待されます。
会社情報
- 会社名
-
株式会社シーエムプラス
- 住所
- 神奈川県横浜市西区みなとみらい4-6-2みなとみらいグランドセントラルタワー6階
- 電話番号
-
045-222-8710