大垣市とゼロカーボンシティ実現に向けた連携協定
2023年、株式会社日宣と大垣市は、持続可能な未来に向けてゼロカーボンシティの実現を目指す連携協定を締結しました。この取り組みは、地域の二酸化炭素排出量を2050年までに実質ゼロにすることを掲げる「ゼロカーボンシティおおがき」宣言を支持するものです。
背景と目的
当社、株式会社日宣は、ケーブルテレビ局との強い結びつきを基に、地域のインフラ会社として環境への貢献を目指しています。2020年には新電力事業にも参入し、地域内での電力の地産地消を推進する仕組みを築き上げてきました。これらの経験を活用しながら、ゼロカーボンシティの理念に沿った取り組みを強化することが今回の協定締結の目的です。
大垣市は、公共施設への太陽光発電設備の導入や、地域エネルギー会社の新設を進めており、私たちが提供する電力を通じて地域の発展に寄与することを目指しています。特に、環境教育を重視し、小中学校での活動を通じて地域の環境意識の向上を図ります。
協定の詳細
連携協定には、下記のような重要な合意が含まれています。
1.
公共施設へのPPA方式による太陽光発電設備の導入
2.
電力の地産地消の推進
3.
環境教育の強化
4.
環境意識向上の施策
5.
その他必要な事項
このような施策により、地域全体で環境問題に取り組む文化を育て、持続可能な社会の構築を目指していきます。
環境省の支援について
このプロジェクトは、環境省が推進する「地域脱炭素移行・再エネ推進交付金」の対象事業に選定されています。このプログラムは、地域のニーズに応じた重点対策を複数年にわたり実施する支援を行なっており、地域資源を最大限に活かした取り組みが期待されています。
当社は、これらの施策を通じて、地域社会が求める環境配慮型の電力供給や教育活動に力を入れ、個々の地域が持つポテンシャルを引き出していく所存です。
日宣の企業概要
株式会社日宣は、78年の歴史を誇る広告会社で、東証スタンダード市場に上場しています。地域との結びつきを重視し、「コミュニティ発想」を掲げたサービスを多数提供しています。昨今ではデジタル技術の活用やSNSマーケティングの礎を築き、多様なビジネスに挑戦しています。地域電力事業においても、ケーブルテレビ局との連携を強化し、未来の持続可能な開発に寄与するための新たなビジネスモデルを推進しています。
今後の展望
この共同の取り組みにより、大垣市はもちろん、地域全体の環境意識が高まり、持続可能な社会の実現に向けた重要な一歩が踏み出されることでしょう。株式会社日宣は、地域社会のニーズに応えながら、一層の貢献をしていく所存です。
お問い合せは、株式会社日宣のIR担当までご連絡ください。
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