叡啓大学の新プログラム
2025-10-09 12:38:31

広島初!叡啓大学が新たな企業変革支援プログラムを開始

叡啓大学が広島県初の企業変革支援プログラムを始動



叡啓大学(学長:有信睦弘)は、広島県内において初めてとなる企業変革支援プログラム「ひろしまバリューシフトプログラム」を2025年10月8日に開始します。このプログラムは、地域企業と大学の連携を促進し、新たな価値の創出を目指すものです。本プログラムの核となるのは、客員研究員として都市圏から選ばれた5名が、約6ケ月間にわたり広島県内の企業5社で実務に携わるという仕組みです。彼らは経営課題の解決や新規事業の開発に取り組むことで、企業の実践力を強化します。

プログラムの背景



広島県内では、経営課題がますます複雑化している一方で、その課題に立ち向かうための変革人材が不足しています。このような状況から、叡啓大学は外部の人材である客員研究員を企業に受け入れてもらうことで、新たな企業変革モデルを築こうとしています。プログラムを通じて、大学の理論と企業の実践が融合し、双方が成長することが期待されています。これまで長野県や石川県で成果を挙げてきた実績を基に、広島での展開を実現することとなりました。

プログラムの特徴



本プログラムには以下のような特徴があります。

1. 共創による企業の課題解決: 経営者や社員、客員研究員が共に課題を分析し、解決策を実践します。
2. 半年間の集中型プログラム: 客員研究員は週4日を企業での実践に、週1日を大学での理論の構築に費やし、成果を持続的に高めます。
3. 人材育成と地域連携: 経営変革のプロセスから、社員の成長や新卒採用への影響も見込まれています。

2025年度の参画企業



プログラムには、以下の5社が参画します。これらの企業はそれぞれ異なったビジョンを持ち、新規事業開発やDX推進に挑戦します。
  • - 広島トヨペット株式会社: 戦略的広報活動を通じた業績向上。
  • - 常石商事株式会社: 新規事業の開発に向けたサポート。
  • - 有限会社トラベルボックス広島: 地域資源と社会課題を活かした新しい旅行スタイルの提案。
  • - 森信建設株式会社: 中小建設業のデジタル化環境の構築。
  • - 東洋電装株式会社: 介護分野でのDXソリューション事業の展開。

産学官連携・研究推進センターの意義



プログラムを主導する産学官連携・研究推進センターの早田吉伸教授は、「この取り組みは企業の経営課題を解決するだけでなく、経営層・社員の意識変革を通じて地域企業の成長と大学教育の向上の両立を可能にする」と述べています。叡啓大学は、実社会の課題に関連した授業やプロジェクトを通じて、学生とともに課題解決能力を高めています。このプログラムを通じて、広島から新たな産学連携モデルを全国に広めていく意向が示されています。

取材の機会



このプログラムは2026年3月まで継続される予定で、参画企業での活動、大学での研究活動の様子、センター長のインタビューなど、様々な取材機会が用意されています。興味がある方はぜひご取材をお待ちしております。

叡啓大学のウェブサイトもぜひご覧ください。


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会社情報

会社名
広島県公立大学法人
住所
広島県広島市南区宇品東一丁目1-71
電話番号
082-251-9540

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