AI通訳機「ポケトーク」がGINZA KABUKIZAに導入
ポケトーク株式会社が、松竹株式会社が運営する「GINZA KABUKIZA」で最新のAI通訳機「ポケトーク」を導入したことをお知らせします。この施策は、訪日外国人観光客の増加を受けて多言語での対応が求められる中、日本の伝統文化である歌舞伎をより多くの人々に楽しんでもらうために行われました。
「GINZA KABUKIZA」は、歌舞伎座と歌舞伎座タワーから成る複合施設で、2013年にオープン以来、訪日客の拠点になっています。銀座~築地エリアには多くの観光客が訪れており、日本文化の中でも歌舞伎は特に注目されています。今回のポケトーク導入により、外国から来る観光客に対して、よりスムーズな案内や文化体験を提供することが可能になります。
ポケトークは、リアルタイムでの翻訳が可能なAI通訳機で、全85言語に対応しています。その中にはテキストのみの11言語も含まれ、多国籍な観光客のコミュニケーションを手助けします。この機能は、ショップや飲食店、案内所のみならず、警備や巡回スタッフにも利用され、訪れるお客様の様々なニーズに応じて活用される予定です。
歌舞伎座の2023年におけるチケット販売実績は多岐にわたり、アメリカやイギリスなどの英語圏だけでなく、スペインやイタリア、更にはアジアの国々からも観客が訪れています。そのため、想定される使用言語も多様であることから、ポケトークの導入はとても意義深いものと言えるでしょう。
今後は、GINZA KABUKIZA内でのショップや飲食店の利用に留まらず、さらに多くの場面での活用を推進し、歌舞伎の振興と銀座・築地地区の活性化に繋げていく予定です。
ポケトーク株式会社は「言葉の壁をなくす」をミッションに掲げており、別の言語が話せない人同士でも、互いの言葉で対話できる世界を目指しています。観光におけるコミュニケーションの問題を解決するために、ポケトークシリーズをさらに広めていく取り組みを進めており、今後の展開が期待されます。
ポケトークの特長
ポケトーク(POCKETALK)は、74言語を音声およびテキストで翻訳し、11の言語をテキストのみに対応できます。Wi-Fiがない環境でも130以上の国と地域で使用可能な内蔵モバイル通信機能を搭載しており、契約不要で通信料もかからず、すぐに使用できます。これにより、観光客が手軽に日本の文化体験を楽しむ手助けをすることができるのです。
ポケトークのシリーズは、2017年の発売から2022年末までに100万台以上の出荷を達成しており、その人気は国内外で増し続けています。詳細は公式サイトで確認できます。
公式サイト:
ポケトーク