漆黒の完熟さくらんぼ『完熟黒ポンチッチ』が新たな挑戦
かつては日の目を見ることがなかった「完熟紅さやか」。その美味しさに新たな価値を見出し、全国にその魅力を届けるプロジェクトがスタートしました。宝石のような漆黒の実を使用した1日20瓶限定の『完熟黒ポンチッチ』が、クラウドファンディングサイト「Makuake」で早速注目を集めています。
農家が知る「完熟」の美味しさ
このプロジェクトの核となる「完熟紅さやか」は、甘酸っぱさを引き立てる酸味が特徴的です。しかし、完熟を迎える時期は「佐藤錦」が最盛期を迎えるため、見向きもされることなく廃棄されてしまうことが多いのです。農家の昌行氏はこの状況にずっと胸を痛めており、「この味をいつか世に出したい」という思いがありました。
「ポンチッチ」との出会い
夫の昌行氏が果物のプロフェッショナルであれば、妻のひろ子氏は加工の専門家です。20年前に娘が名付けた「ポンチッチ」は、家族の幸せを詰め込んだ商品。今だからこそ、加工が難しい「完熟黒」を多くの人に楽しんでもらいたいと、ひろ子氏の思いが重なりました。
農業仲間との絆
プロジェクトは、昌行氏のラグビー部の仲間たちと、農業修業中の次男の協力を得て、動き出しました。早朝30分だけの収穫作業で、繊細な「完熟紅さやか」を一瓶一瓶丁寧に仕上げます。この美味しい瞬間をできるだけ多くの人に届けたくて、様々な挑戦が続けられています。
フルーツポンチッチの魅力
「完熟紅さやか」は非常にデリケートで、衝撃を受けるとすぐに傷ついてしまいます。しかしポンチッチのシロップに浮かぶことで、その美味しさを守ることができるのです。収穫後すぐにシロップに加工され、甘みが増したさくらんぼの濃厚な甘酸っぱさが楽しめます。火入れをしないことで、シロップの中で静かに熟成を続けるフルーツの変化も感じられます。短期間で作られるこの「一期一会のフルーツポンチッチ」は、まさに特別な存在です。
深刻な農業事情
この2年間、山形のさくらんぼは未曾有の不作に見舞われています。自然環境の変化が十分な影響を及ぼしている中で、交配樹のあり方がひとつの希望になり得ると昌行氏は考えています。「完熟のおいしさを届けることで、さくらんぼの安定した収穫につなげたい」という願いが、このプロジェクトの背景にはあります。
フルッティアの想い
フルッティアは、長年フルーツに携わってきた夫婦が手掛けるブランドです。「家族を包む幸せな空気」を製品に込めています。保存料を使用せず、熱をかけずに生の味わいを閉じ込めたポンチッチは、山形のフルーツの魅力を全国に届ける取り組みです。ぜひ、出会った瞬間の美味しさを楽しんでみてください。
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