新たに生まれ変わる「蜘蛛の糸」
長崎・南島原から誇る極細素麺「蜘蛛の糸」の新たな挑戦が始まりました。この度、じゅわり株式会社は360年以上の伝統を持つ島原手延べ素麺を新たにブランディングし、5束入りの小分けパッケージ『KUMO NO ITO』として2023年7月初旬から販売を開始します。この新パッケージは、寒い冬の限られた期間にのみ製造される希少品で、道行く人々の目を引くデザインに仕上げられました。
「蜘蛛の糸」とは何か?
「蜘蛛の糸」とは、長崎県南島原市にある吉岡製麺所によって手がけられる、細さ0.3mmの極細素麺です。細さの限界に挑戦したこの素麺は、独自の製法によって生み出される強靭なコシと、煮崩れしにくさが特徴です。古くからの伝統技術を受け継ぎ、南島原の自然に根ざした贅沢な一品と言えるでしょう。
新パッケージの魅力
新登場のパッケージ『KUMO NO ITO』は、南島原の美しい自然や伝統的な要素を現代的に表現しています。デザインは南島原出身の写真家・吉岡謙志氏によるもので、地域の風景や自然の恵みを印刷。特に島原半島小浜の夕陽の写真が、麺を取り出した瞬間だけ見えるというユニークな仕掛けが施されています。さらに、箔押しシルバーでデザインされた蜘蛛のイラストは、極細素麺の美しさや強さを象徴しています。
贈り物にふさわしい5束入り
今回のブランディングにより、これまで業務用やお歳暮用に特化していた流通を見直し、5束入りの新パッケージを導入しました。より気軽に贈り物やお土産として利用できるスタイルとなり、国内外を問わず多くの人々に手に取ってもらいやすくなりました。シンプルでスタイリッシュなデザインは、伝統と現代の融合を感じさせる一品です。
販売情報
新パッケージ『KUMO NO ITO』は、吉岡製麺所のオンラインショップをはじめ、ミシュランレストラン「Villa del Nido」でも購入可能です。同店では、地産地消を掲げた革新的な料理への採用も行われており、素麺を使用したコース料理が楽しめる特別な場面でもあります。
地域と伝統の融合
新パッケージの開発には、地域最年少素麺職人である吉岡大輝氏が深く関わっており、南島原の美しい環境や職人の技を反映しています。吉岡氏は「少人数でも楽しむことができるように、少量で贈り物に最適なパッケージを作りました」と語り、地域への想いと素麺への情熱が詰まった商品を届けようと力を入れています。
じゅわり株式会社のビジョン
じゅわり株式会社は「当たり前をときほぐし、あらたな価値を届ける」というビジョンの下、地域資源や伝統産業を現代のライフスタイルに寄り添う形で再編集しているクリエイティブカンパニーです。伝統技術や地域の恵み、人々の物語を実現し、ただの商品としてではなく、体験や物語として世界に届けていくことを目指しています。
新たな価値が詰まった「蜘蛛の糸」をぜひお試しください。そして、南島原の豊かな自然と歴史を感じながら、特別なひとときをお楽しみいただければ嬉しいです。